2017年7月14日金曜日

Lembeh-Sangihe諸島クルーズ (しょの四の壱/弐)

問題なのは「村田ババァ」がいつ日本国籍を取ったのか?そんだけ。
「18日に公開するのは戸籍謄本そのものとは言っていない。」って、もう別にど~でもエエわぃ。
民主党も民進党も、ど~でもいい党よぅ。


ネットに繋げられないが独立GPSで昨夜から何方に移動したのかの検討はつく。
確か、今日のダイビングが今回のツアーでの最北地点だと聞いていた。
マナド市街からミンダナオ島最南端への中間点。
政府軍とISがドンパチしているマラウィまでは未だ550km以上離れている。
東京から青森、もしくは岡山位か。
Para Island Point
実際には海底に頂上を持つ山。正確には海丘。
山の裾野のなだらかな砂地で深度50m。山頂部は3m~1m。
二本目には山頂部で立つことが出来た。
私の大好きな地形を楽しめる潜水だ。
朝食前の07:00と朝食後の10:00に二回潜った。
06:15にはダイニングで珈琲・紅茶&スナックを摂ることも出来た。
一本目はエントリー時から40~50m下にある海底が見える。
青い、濃紺なのに底まで見える透明さ。
そして、海中にそびえる円錐状の休火山。
Bali のテペコンとはレベルが全く違うわぃ。
28~30℃の幾つかのサーモクラインを抜けながら螺旋状に山の頂上部に向かう。
頂上部は噴火口跡を忍ばせる、小さな谷状に割れている。
その谷に複雑な流れが生まれていて面白い。
ウミウシの頭部上方には呪文にも見えるホヤか


 そしてバンプヘッド等の大型が通り過ぎて行く。
豪快かつ壮観。


こりゃぁ、おバカな私ではカメラも写真で上手に撮影する自信がないわぃ。(賢そ~なカメラ単体なら出来るかも知れんけど)
動画撮影に切り替える。(それでも私が上手に撮れるのか、知らん)

 朝食後の二本目にはエントリー時から複数のバラクーダの群れがアチラコチラに出現。
そして海面では日本人だけのAチームが我々の上方からエントリーを開始したのが見えた。
我々Bチームはバラクーダの群れに見惚れるだけ。
遠くて撮影は諦めたが、バショウカジキも確認できた。
そんな時に、Aチームの一人。会釈だけで未だ会話もしたことのない若い女性が降りてくる。
両腕を前に組み、脚を真っ直ぐにしたまま降りてくる。
マスク越しの視界の隅で彼女が超特急で沈降する姿が見えた。
って、降り過ぎやろ!
他のAチームは未だ海面近くでインフレータ・ホースを握ってんじゃん。
彼女はS-pro の最上位機種のダイコンを腕に巻いていた筈だが、ゲージやダイコンで深度を確認している素振りはない。
石膏像の様に姿勢を全く変えずに落ちている。
我々の深度は20数m。Bチームは全員がナイトロックス使用なので深度は控えめにしている。
私はヘッドファーストで彼女を追いながらカメラをハーネスに固定する。
カメラの電源offやレンズカバー装着の暇はなかった。
私よりも深度を深く取っていたスチュワートが彼女に追いついた。
彼女の前方に廻り込み、デカいカメラを右手に握りつつ左手で
「ストップ」
「上がれ」
のサインを出している。多分彼女はわかっていない。
ボディよりも先に追い付いた私の右手が彼女の1stステージを握る。
姿勢を戻し、脚を大きく開いてフィンを斜め下方に蹴って我々の沈降モーメントを打ち消す。
私のTusa 製ダイコンは真面目なセイコーエプソン機器を内蔵するが故に、僅かでも浮上スピードが上がるとアラームがうるさい。
ってか、既にダイコン様がブィブィと喚き始めた。深そうやもんね。
ユックリと上昇させる。
彼女が後ろを振り向いた。
しょうがないんで、左手の平をゆっくりとマスクの側で振って見せ、オドケた顔で挨拶する。
彼女の表情は「?何事?アンタ達誰だっけ?」キョトンとしている。
案の定、自らがDanger Zone に向かっていたことなど全く認識していない。
Aチームのガイドが猛然と降りてきた。
彼女の1stステージをガイドに握らせる。
その時点での私のダイコンが示す深度は32m。あんまし良かないねぇ。
スチュワートと二人してユックリと深度を戻す。
ま、その後のBチームは海丘の散策を楽しんでいたのさ。
立派なロブスターにスチュワートと顔を合わせて飯をかき込むサインをし合ったりとかね。

ご不満気味なダイコン様の指示する深度と時間通りにキッチリとうろついたのさ。
干潮だったんで海丘の頂上の岩の上に指示棒を突いてのエキジットよぅ。
ビーチエキジットっすかね?!



限りなく透明な濃紺世界の荘厳な景色にウットリだったんだわさ。
Aチームのアクシデントなんてスッカリ忘れていた。

 ボートから船に戻り、機材装備を解き、水着のままデッキのシャワーを浴びていた。
マークが言い出した。「あのネーチャン落ち過ぎやったな。何が起きてたか理解っていない表情だったぜ。」
ダルトン「私氏とスチュワートで良くもまぁ、釣り上げたなぁ。」
私「深い海が好きなんだよ。深海魚っぽいFaceやんか。」
スチュワート「違ぇねぇ。ワッハッハ。」
それでBチームの彼女に関する話題は終わり。
Aチームが思いの外に早く戻ってきた。
船のダイビングデッキはより賑やかになる。
彼女の連れでバディらしき男性がAチームのガイドと話す声が聞こえる。
「耳が抜けにくくて早くは潜れないんですよ。」
Bチームでは私以外に彼らの言葉は理解できねーだろうなぁ。



続けぃ!

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