2019年7月11日木曜日

阿鼻叫喚12月28日-1月03日Komodo-Bali クルーズ しょの陸 帰還

先に書いておきますね。
女系は論外。女性天皇を現代で容認しようと言ってる連中はただのバカ、又は天皇家廃絶論者よ。
そこそこバカな私でも理解できるわぃ。
過っての女性天皇は結婚していないし子供も設けておらぬよ。




 本当にやること無いからStonde島って無人島で散策するしかなかった。
何故に人が住んでいるスンバワ本島のPeket村に行かないのか?多分我々の脱走を恐れたのかも知れないね。イヒヒ。
Stonde島展望台から島内のインチキ湖を眺める
無人島でキャンプをしている欧米人家族が居た。子犬を連れてきていた。難民にしか見えない我々に挨拶した。子犬は癒やしをくれた。タバコを求める毛唐オヤヂに一本あげた。
 そして、本部から連絡が来た。”今更コモド島で潜らせてLabanbajo から客を飛行機に乗せるのは会社として損よ。大損。バリのBenoa 港へ向かえ。時化?シラネ。よろしこ”
なのであったね。我々も元旦から良い経験しているよね。
酒を飲むしか為す術がない。私はSサファリクルーズから受け取った、今となってはゴミ以下の私の名前の入った名刺束を持ち込まなかった事を後悔していた。
トランプを作って遊べるじゃん。王子を酔わせて好き勝手に喋らせるのが楽しみとなった。

 昼飯の後、Fヂワランと船尾のソファで揺れに対応しつつ一服を兼ねて無駄話をしていた。
キャビンから軽快な対ローリング・ステップでコーヒーを持ったNスケ嬢がやって来た。久しぶりの日光が船尾に差している。
彼女はテーブルの向かいの椅子に腰掛けた。コーヒーカップを滑り止めシートに載せる。おもむろにラッシュガードパーカーのジッパーを開けた。暑いもんね。
何かタワワで真っ白な半球状のモノが胸部からボロ~~ンって・・・。
私とFヂワランの会話が止まり、彼女が何をしているのか、とうとう気が狂れたのか、一寸解らなかった。
彼女、ラッシュガードパーカーの下にシャツを着ているつもりだったらしい。まぁ、俺等オヤヂ的には”お年玉”を貰った気分やん。
Mr.オクラ氏がドローン撮影したStonde島の難民たち
その夜、元旦の夜。クルースタッフがボートでPeket村に寄って花火を買ってきた。
船のベランダに船酔いで生き残ったサバイバー達が打ち上げ花火と紙製トランペットを手にして立ち並ぶ。
数百メートル先には揺れとは無縁な幸せの灯火がポツポツと点在していた。軽トラックが揺れずにライトを灯して走っていた。
昼前から呑み続けて居た王子は「ふぇぇぇぃ」と叫び、ヤケクソ気味に船体に向けて撃ちまくろうとしてた。ご乱心な表情をしていた。クルーが慌てて制止していたよ。

 午後から再び素敵なローリングが始まった。
もうこうなったら一刻も早くバリに向かいたいやん。
バリの明かりが見えてきた時には”生きて還れそう”って気持ちになった。アグン山が希望の山に見えた。イルカが船に並走していた。
30時間少々で、我々難民はBenoa港に入った。深夜に入港したのは判ったが、久しぶりに寝た気がした。

 船の酒も随分呑んだ。バーテンダーに精算を求めた。バーテンダーは私の支払いを拒んだ。「揺れでたくさんの酒瓶が割れちゃいましたからね。」
船長は船をスラバヤに無事に運んだ後に数名の幹部クルーと共に辞職した。船の全権、現場の全権を任される身としては納得行かなかっただろう。
前回Tスケ嬢とのKomodo クルーズの後に日本からの新規予約を断りまくって大正解やった。せめてもの慰みだったね。
後でスタッフから聞いたが、フランスおデブは全額の払い戻し交渉を会社としたらしい。
ニューヨーク娘は私にウィンクし「Nener Choice Nener Agein 」と曰わってタラップを降りたよ。

 まぁ、結果的に、このクルーズは”悪意なきボッタクリ・バー”やったね。
如何に現場のスタッフが優秀であっても、トップがバカだと組織は続かんな。否、続くか。バカ新社長夫婦は続けられるね。
だって、親父が桁違いな金持ちなんだもんね。赤字ならば親の金を持ってくれば解決だわ。続かないのはマトモなお客だわな。
そして、ダイブクルーズは矢張り一緒に行くメンツが凄く重要だと解ったよぅ。
ジェットコースター的なものは大好きなれど、潜れないダイバーという不要な存在であっても、仲間と馬鹿騒ぎできるのは大切なのであった。
まぁ、素敵なレア経験だらけであったよ。

 理不尽な形でSサファリクルーズを追い出されたR隊員は家族との縁を切り、新会社を立ち上げた。
新造船を製造していた。実は新造船建設の棟上げ式的な奴に私も立ち会っていたんやけどね。
R隊員の言い分は、「オヤジも何時までも行きているわけではない。その時になれば家族間で醜い遺産相続戦争が起きる。
否、既に起きている。僕はそんな兄弟間での争いに参加したくない。だから自分独りで事業を起こすよ。」だった。
あのファミリーはどんだけ金持ちなんよ?
嗚呼、私は普通の家の倅で良かったねぇ。

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