2016年4月17日日曜日

入学式前後潜行作戦 しょの壱

 二週間振りにNスケ嬢が日本からやって来た。会社での仕事の事情で葉月は休みが多くなるらしい。
但し、その分他の月では滅茶苦茶忙しくなるそうな。
潜れる時に、遊べる時に、足腰が動く内に、遊ぶのが人の道なのである。
よって、日本では年度初めや入学式が動き出す4月9日から11日までの3日間を、全部惜しげもなくジェティで潜るのだった。


 そろそろとは思っていたけど、エントリー開始数秒後に悟ってしまった。
御見事なるモヤモヤ型サーモクラインが待っていた。
頻繁に出現するサーモクラインの為か透明度は10~15m。
海水温度は26~22℃。
Nスケ嬢はチャッカリと暖かめの海水域で停止して、他のメンバーが何かを見つけて合図するのを待っている。
私はと言えば今回は冷たい海も想定して、敢えてフードベストの着用を止めた。
フードベストが心地良いのは海水温度が精々25℃までだと悟ったからだ。
22℃以下ではフードベストは無力だ。
むしろ、フードベストが無い分だけのスペースにバブの気泡を通した方が心地良いのだった。
一本目は桟橋東の岩根群から桟橋内部へ。
二本目は桟橋先端部の根群から桟橋内部。
と殆ど同じコースをそれぞれ一時間程巡った。
それでも、同じ光景ではなかったのがジェティの凄いところなのかな。
流れやウネリは無いので柱を観察しながら浮上出来たのだった。









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