2018年7月4日水曜日

Alor Maumere 攻略作戦 参

 夜間航行の時は然程ではなかったけど、深夜に停泊した後から風が出てきていた様子で船は揺れた。
っつっても、ソレが何時の間にか慣れて心地良いんだよねぇ。
知らないと、恐ろしく感じるけど、木造船は大きく揺れると「ぎぃぃぃぃ~」って軋み音を出す。
それでも煩く感じるのは大概初夜だけよ。
しかし、その軋み音こそが安心の音なんよね。
軋むことで受けた力を、構造体へのダメージとせずに靭やかに戻しているのだよ。
即ち安全の証拠な。大概は一晩で慣れてしまう。

 
で、J嬢はKupang で専用強力目覚し時計の乾電池をわざわざ町中まで探して買ってきていた。
私が「携帯電話の目覚ましじゃダメなんすか。」との問いに
J嬢「専用目覚ましで大音響でないと起きないのよっぅ。」と曰う。
人それぞれに習慣が違うしね。どんだけ強烈な専用強力目覚し時計なんだろうっと思っていたのよ。

 日の出前、私はただ単純に日の出を見たくてアッパーデッキに登った。
日の出を拝み、ミドルデッキのダイニングに据えられている珈琲メーカーで珈琲を淹れていた。

給仕スタッフが06:00からの軽食の準備を始めている。
淹れたての珈琲を持ちダイニング後部の喫煙テーブルで一服をかます。
皆が起きてやって来た。
挨拶もそこそこに軽食を貪る。
最後にJ嬢が現れた。
私「専用強力目覚し時計はどうしたんすか。」
ミドルデッキで寝ていた3人が3様に「5時から凄い音が鳴りっぱなしやったなぁ。それで目が覚めたんよ。」
J嬢「船の軋みが煩いからズッと耳栓して寝ちゃったよ。」
ぐっひっひ、ロワーデッキで良かった。

Crown Alley
クマノミだらけのポイントやん。龍宮城やぁ。魚影が半端ない。
別名Anemone City Youtube で検索すれば幾つか映像が出てくる。

 人口密度も低そうだし、山を弄っていない故の魚影の濃さだね。
山が海を創るって感じやね。
 デカいカメラセットを持って王子が降りてくる。
 青い

 地元政府の自然保護も行き届いていて地元の漁師は籠での漁しかやっていない。
網だとかは使用しないらしい。
カゴの目はそこそこ大きい故に子供の魚は逃げられる。





























海の中はそこそこのスロープ状の地形だけど何処を見てもクマノミの集合住宅やん。
っで、気になる私のダイコンは…イカれた。
心の準備が出来ていたので、皆よりも浅めで我慢や。同じ深度でエアの消費を気にする王子とデートやんけ。
(その後王子は15Lタンクに変更して無敵となったよ。)

 ダイビングデッキで真水シャワーを浴びて、デッキ用バスタオルを巻いたままダイニングへ。
Tスケ嬢がいち早く各々の保温トレーの蓋を開けて飯の内容をチェックしている。
朝食後、ダイコンの電池を交換する。今度の電池は日本のダイソーで買ってきたパナソニック製よ。
ってか、よく見たらMade in Indonesia って書いてあるけど…。
そうこうしている間にReta Island に移動していた。

Babylon

ほうほう。やっとウォールですか。



 此処も透明度が半端ねぇ。
これだけ抜けていても生物はワンサカやんか。
今迄のBaliの海も悪くはないけれども、フラッシュ(内蔵な)を焚いても、何か丸っこいのがプツプツと写らんやんけ。
 Tスケ嬢(得意技:保温トレーの蓋開け&食い物確認)

 S嬢先生
 そんな私はデジタルカメラを全く解っていない。全く前進しない奴だ。
王子には以前にもホワイトバランスがぁ~とか言われた気もするが・・・駄目だ。チョット何言っているかわかんない。
水中モードだけじゃ駄目なん?


 未だにハウジングから出したら操作すら出来ねぇ。ってか、相変わらずカメラを理解しようとか、上手くなろうって気がゼロよ。


 パソコンやタブレットなら知りたいと思った所だけは自主的に勉強するんだがな。
コレがイロ事とかに連動すれば全然ヤル気が違うんだがな。
エロこそが全てのイノベーションの目的であるのだよ!
残念ながら水中写真には・・・エロ的要素が全く足りていない…。



 尻尾だけでも青く塗り替えればアレなのに・・・
 ただ単純に海中で姿勢を固定して、ハンティングの様な気分でシャッターボタンを押すだけの作業を楽しんでいるからかも知れぬ。








ワンサカと無駄にサーバーの負荷を掛けているだけの写真を掲載しているが・・・何かもっと面白いのが居たよな。
撮れていなかっただけよ。眺めることは出来た。見たければ現地に行くが良い!。
良い写真は…図鑑でも買うか、カメラマンを雇って取ってもらった方が良いね。



言い訳ばかりで続け。

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