2018年6月30日土曜日

Alor Maumere 攻略作戦 弐

 Kupang からプロペラ機に乗ってAlor へと向かう。
6人がKupang の空港でチェックイン。
預かり荷物は10kg迄無料それ以上でもエクセスチャージは知れている。一応預け荷物の少ない人と多い人と混ぜて預けてみる。

・・・隣のカウンターでは・・・チャカと実弾が・・・
ま、でも多分10kg未満やしな。弾がバラけるから装填した方が運び易いんじゃないかと。



 で、空からキレイな海を眺めつつ我々が乗っかった機は30分遅れでAlor Island Airport に到着よ。
ほぼ日本の無人駅位の空港建屋だ。
12畳敷程度の預け荷物受け取りカウンターで長さ2m位のコンベアが回る。
手で運んでも良くね?
乗客の30%位が我々外国人でダイバーやん。その内殆どが毛唐、もとい欧米人。
シーサファリクルーズのスタッフが外でお出迎え。
荷物を3台の車に乗せる。その隙きに王子と私は喫煙所で一服。
因みに空港でも携帯電話のアンテナはショボ勃ち。

 私とS嬢が同じ車で移動よ。
S嬢「昔行ったパラオがこんな感じの道だった。」
全く道を譲らないバイクをクラクションと巧みなハンドル捌きで車は抜けて行く。
未舗装のKalabahi 魚市場を抜けたらSea Safari Ⅶ (以下SS7)が我々を待っていた。



ミドルデッキのラウンジ・カメラ置き場

ダイニング

アッパーデッキのバーラウンジ


 荷物を積んでもらって、ラウンジで搭乗手続きとビデオで安全の説明。

そのまま後部の食堂に移動したら朝食が用意されていた。
Tスケ嬢が片っ端から料理のトレーを開けて喰物の確認に走る。
ホテルでも朝飯食ったのにね。
ダイエットは来年から。先ずは1週間後の朝飯をガッつく。
飯を食っていたら、日本語堪能なガイドAndi が今日の日程説明をしてくれた。
本日はデイダイブ2本とナイト1本だそーな。
通常、初日はナイトを入れて2本。
今回は、我々乗客が纏まって午前中に乗船できた事。
スタッフの入れ替えや物資の搬入も終えられたんで早めの出航が可能だったことが幸いしたらしい。
 王子、J嬢、S嬢、A嬢がミドルデッキのダブルベッドキャビンを独り占め。
私とT嬢はロワーデッキのダブルベッドキャビンをそれぞれ独り占めや。
SS7は他の3隻よりも幅がでかい。よってロワーデッキ・キャビンの面積もミドルよりでかいのだ。
A嬢とS嬢はAWOライセンス講習のお勉強や。
 
 出航程なくしてイカリが降りる。
グッフッフ。キレイな綺麗な海やんけ。
二人のガイドNyoman のイラスト入りホワイトボードでAndi による見事な日本語のブリーフィング。
Nyoman はJ嬢の専属ガイド。

 日本人の時間厳守は凄い。
Mucky Mosique

どうせチェクダイブの砂地やな。とナメていたら綺麗やんけ。
うひょ~~~ぉ。抜けてる。30m以上は見渡せる。スケスケの透明度だ。
A嬢とS嬢はAWOライセンス講習で別行動やけど、こんな海で講習を受けられるなんてA嬢ラッキーやん。

普段Bali で潜っている身には何か物足りない。
Raja Ampat の時もそうであったが、海底にゴミがないんだもの。








海水が・・・何というのかな、プランクトンが少ないっつ~か、カメラ内臓のフラッシュを焚いても綺麗に写るのね。







最初は、そーゆー事を考える間もなく、フラッシュを遠慮して撮影しちゃったよ。
ボートに上がると乾季の乾いた風が・・・。
水温は28℃を表示していたのにオカに上がると寒いわぃ。
贅沢は言わんから、今すぐクラムチャウダーが欲しい。

昼飯をかき込む。乾いた風がもたらす寒さを感じたら取り敢えず食っとけ。
この船に乗ったらDIETなどという都会風の小洒落たセリフは通用しないのだよ。
船が動き出す。
船は次なるPura Island に着いてイカリを降ろした。

Blue Conner

Corner じゃなくてConner とホワイトボードには書かれている。
75%がクリスチャンの地域だ。
今回のクルーズで私が使っているウェットスーツともおさらばなのさ。
過っては3mmも厚さがあったのだろうが今となっては厚めの伸びないラッシュガードレベルやからね。
既に、次なるウェットスーツも買ってある。
今回は、着納めと薄さ故の軽さに期待して持ち込んだのだ。






てめぇ・・・チョコチョコと動くな。






ドティバック・・・Andiがきれいなカタカナ文字でボードで示してくれる。
でもね・・・そーゆー生物に限って順番に観察している時間をくれないんだよね。
ハウジング上部に固定したInnon のライトを当てれば大抵の生物は逃げるやん。
しかし、これだけ水が澄んでいたらカメラの内蔵フラッシュでも其れなりに綺麗に写る事を知ったよ。
海綿かと思ったら全部で一匹のウミウシとな。










ふと頭の中を嫌な予感が過ぎる。TUSAのダイビング・コンピュータや。
遠出すると必ず変な表示が始まる。多分ご当地インドネシアで購入しているMaxwellって刻まれた電池だと思う。
規定の電圧なのか?怪しい。前回は1月のRaja Ampat の海中で表示を放棄しだしたのでリセットボタンを支持棒の先ッチョで押したんだっけ。
そんで、同じくインドネシアで購入した製造国すら表示のないMaxell電池をブッ込んだんだよな。

Mini Market (Night)

未だ講習中のA嬢は初のナイトダイブ。右手のカメラと左手のライトとダイコン・ゲージ確認とインフレータ・ホースの操作とさぞ忙しいであろう。
ゴージャスJ嬢はパス。






エントリーして3m、4m、5mと徐々に深度を上げて進んでいたら。
ダイコンの表示が一気に42mとなった。
面白いんで75m迄の表示を楽しんでいたよ。
ダイコンはマヂで75m迄行ったつもりになって焦っている。
ナイトロックス32%で其処まで行ったら警報もへったくれもないやろなぁ。
慣れた手付きでリセットボタンを押し込む。
けっ、何が12時丁度の表示だよ。
だが、時間が判れば十分だわ。ゲージは深度計付きに限るよね。









講習組がライトで合図している。
ライトの照らし方からすると何か素敵なモノでも居たのかしらん。
近寄れば、ボロカサゴちん。



因みに、経験本数20本のA嬢は、ボロカサゴの貴重さよりもカニに惹かれていた。


 エキジット後、ボートに上がればコレ又乾季の乾いた風が体温を奪っていくぅ。
船の上がると給仕員が暖かいミロを差し出してくれた。
このサービスがありがたい。毎回のナイトダイブまで温かい飲み物を用意してくれていた。
温水シャワーを浴びて晩飯。
勉強中のS講師とA嬢を尻目にしつつビール&持ち込んだ梅酒。
酔いがやって来る前にTusa 製ダイコンをしげしげと見る。
ふぅむ。全く信用出来ない新品電池を入れてから未だ半年。
今の所は何事もなかったように動いていやがる。
ローバッテリー表示も出てこねぇ。
とりあえず、年月日と時間をあわせて放っておくか。
・・・駄目ならダメで明日の朝一本後に電池交換やね。

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