2018年1月7日日曜日

年末Raja Ampat侵攻作戦〈求まれた!桃娘〉しょの弐

 大体、こーゆー長いレポート物は最初はダラダラ書き出して何時ダイビングの話になるのか解らぬのがこのブログの常だな。
んで、最後の方は面倒臭くなってチャッチャッって終わらせんだよな。
Juanda Airport 第二ターミナル。取り敢えず王子とTスケ嬢と私はスーツケースっぽい奴を預けるのだな。
乗っかるのは経費で上手くやろうとする連中の定番Garuda よ。預け荷物は20kgまでだ。
私は余裕の18.5kg。Tスケ嬢は21.5kg。王子なんか25kgやんか。でも、問題なくチェックインを通過だよ。
次には持ち込み荷物のセキュリティ・チェックやん。


 今回の航海中には新年も迎えてしまう。んなもんで私は家中を引っ掻き回して未開封の梅酒を見つけたので持ち込み荷物に突っ込んだ。
Tスケ嬢なんざはワインをアクアの空ボトルに入れ替えて預けてしまった。
んで、王子。高級スコッチウイスキー飲みかけボトルを持ち込もうとしたらNGであった。
係員の説明では未開封の酒類は持ち込んでもおけ。開封済みは持ち込み不可なんだと。
王子が飲みかけ高級スコッチウイスキーと何故か爪切りの放棄を宣誓したら、飛び上がって喜ぶ係員なのであった。
絶対、アイツらは戦利品を飲むね。役得やもんね。

 乗ったSorong 行きのガルーダ機は超ガラガラ。私等外国人が半分くらい。
流石はガルーダや!どっかの獅子航空とはレベルが違うね。動き出したら非常扉の取り外しレバーの覆いがパカって落ちたけど気にしないね。
Sea Safari 8 が待つ目的地Sorong は西パプアのその又西の街だ。
3隊員にとっても初めての東行。物価もJawaに比べて高いと聴く。
Surabaya からSorong なんて、札幌から那覇までの距離に等しいのだよ。

 途中、小一時間だけAmbon に立ち寄りながらもSorong 空港に到着。お空から見える島々と海中が私の心を淫靡に愛撫する。
ふみゅ。圧倒的にカートが少ない預け荷物受取エリアで交代でトイレに向かう。
男子トイレは足の踏み場もない水浸しだ。
Tスケ嬢によれば女子トイレも洪水状態で奥義中腰殺法を身に着けておかねば目的達成は困難だったらしい。
空港建屋を出たらSea Safari Cruises のスタッフが出迎えてくれた。
我々日本隊をガイドするAndi 氏とコモドで知り合ったガイド、バワー氏だ。
荷物を車に積み込む一瞬の隙きを突いて喫煙室に駆け込み急いで納税を済ます王子と私。
実はSea Safari 8 に乗り込むべき時間は現地時間の12:00だったらしい。
我々が空港に着いたのは既に13:00を回っておるのだ。
ま、それでも何とかなるもんである。
道を急ぐのは運転手さんだもん。
ぐぬぅ~東端の僻地のくせに片側二車線もあるではないか。
ぐぬぅ~東端の地のくせに電柱まで勃っていやがるぜぃ。
何でコモド?

 10分少々で港に着き、荷物と共にボートに移る。



ボートからSea Safari 8 に乗船。当然我々が最後の乗船客となる。
3人でダイニングでビュッフェや。取り敢えずは飯だ。全ては飯から始まるんや。
残りの乗客は我々を待ちきれずに、アッパーデッキのラウンジで船の紹介とか自己紹介とか緊急時の対応とか何かやっている。
時折ドッと湧く歓声をBGMにして飯を平らげ、書類に必要事項を記入して各自に割り振られた部屋に行ってみる。
???何故か私と王子に振られた二段ベッド二個付きの部屋には誰かの荷物が。
二段ベッドの下段には明らかに人間がくつろいでいた痕跡が。
後で解ったのだが、男女比でどうしても割り振りがつかずハワイから単身参加の、
お乳首スケ透けオババがアッパーデッキのダブルベッドを独り占めとなっていたらしい。
よって、ルームメイトが一人増えたのだった。
ヒューストンから単身でやって来たピーター青年であった。
このピーターは初回スパイダーマンのピーターに雰囲気がソックリであった。それにキアヌ・リーヴスをフリカケたような風体であった。
終始物静かな青年であった。日本人が英語を話すのを理解できない様子であった。
ってか、私の風貌でジャパニーズ・ヤクザと間違われたのかも知れない。
私としては、ヒューストンと言えば全住民がNASAかアストロノーツかホイットニーなのだが・・・。
スパイダーマンのピーターのような細い体の割に握手のグリップはアメリカンらしく強力であった。

 その後Andi氏から日本語で船の説明を受けた。そして思いがけない偶然の再会があった。
日本からもう一人参加者が居たのだった。Tスケ嬢と同室となった。
その御方は東ジャワでソノ趣味の方面と業界では知らぬものが居ないと名を轟かせて帰国された御方であった。
痛風潜水隊との縁もある御方であった。
「てんめぇ、アノ下らないブログに私の正体を匂わせたら・・・タヒぬよ。」
御本人からはコレ以上の機密漏洩は厳禁と言われているので、ど~しよ~。ってか、このブログを読んでいたのね❤
仮にですよ、仮に、桃白白(タオパイパイ)とでも呼ばせていただきやしょう。
旧交を温めて居る内に最初のチェックダイブポイントに着いてしまった。

んで、ようやっとダイビングだぜぃ。

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