2017年12月6日水曜日

祖国爆裂暴食作戦(しょのヨん)

ぼ、ボク、今度生まれ変わったら札幌で弁護士をやるんだ。そんで、やりたい放題するんだ。
町中で暴れまわっても、道警からも優しくされて、書類送検で済んじゃうし、ハシタ金の罰金で済むからねぇ。
タクシー壊して運ちゃんをビビらせて、顔も実名(プライバシー)も守られて30万円コースって・・・安くて素敵やん。


 翌朝、世間は休みだ。んだけどNスケ嬢は休日出勤だとかで先にホテルを出た。
私と王子は一緒に静岡に行く。
王子の車はBMW。流石は王子だ。
温泉宿に泊まるんだって御一人様USD1,000-以下には目もくれない。
王子の運転する車は東へ向かう。インドネシアで運転できない王子にハンドルを任す。
私はインドネシアでも運転する。だから日本の運転に慣れたくない。慣れてしまえばインドネシアで命を落とす可能性が急上昇するからなぁ。
昼過ぎに静岡に着いた。ホテルにチェックインして、王子から紹介してもらった某ダイビング業界関係さんに私のマーケティング第一弾をかます。
かます時には王子に敢えて立ち会ってもらった。私の腹案は通常の業界の慣習からチト逸脱しているモノだしな。
先ずは自身の考えをストレートにぶつけて相手側の反応と反論を聞きたいのだわ。
Yes を聞いたって進歩しないやん。筋の通った反論や否定の中にこそ私のヤッていく筋道が見えるってもんよ。

 ホテルに戻って王子に私の営業トークを第三者の立場で語ってもらった。
「痛風潜水隊での態度と言葉遣いと同じじゃん。ダメダメ、あんなんじゃ日本の取引先が引いちゃうよ。」アリガタイお言葉を頂く。嗚呼、そのお言葉を待っていたのであった。
私自身、妙に卑屈になる必要はチットも感じないし、私と気の合うパースンを求めているからねぇ。ゼロからのスタートなら兎も角、マイナスからのスタートだからねぇ。一社だけでも、一人だけでも、その糸口が見つかれば御の字だって決めてたからね。
それが自腹で営業の強みかもね。誰かの顔色を見ながらだと、どうしても短期的な結果を欲してしまうやんけ。事業が回りだした後の5年後・10年後しか考えていないもんネぇ私ってば。
 前述したけれども、営業・Marketing は恋愛なのである。
私が取引先と熱愛していなければ、最も大切にしなければならないEnd User が可哀相やん。
恋愛であれば、妙に偉ぶったり、カッコつけたり、卑屈になったりとかは不要だと思っている。
その場しのぎのOne Night Stand ならばソレも有りでしょうけどな。
大体、付け焼き刃でよそ行きの態度を繕ったって、ボロが出ちゃうって。
先方と気が合えばシメたものよ。否定されれば・・・尚ヨシなのである。
そこん処は痛風潜水隊と同じである。
万人に好かれる必要なんて無いのである。
嫌悪されている分だけ、何処かで熱愛されるもんだよ。
そして、当方が気に入ったらトコトン突っ込む。
風俗じゃァあるまいし、ナンパでは相手に「No」と言われてからがスタートでしょ?!
相手から先にサッサとパンツを脱がれても萌えんでしょ。
小さい声でも「ィャ、ウフッ」っとか何とか聞きたいっしょ?
 
 夜の静岡県庁街。前述の様に王子は美食家である。
私はシャバに出て来て間がないので日本のものならば何でも「おけ」である。
取り敢えず街に出る。
私「そんじゃぁ私の行きつけの店にでも行こうや。静岡の美味い物が揃ってんのよ。良いよぉ~最高だよぉ~アノ店は。」
いつもの様に適当に指差した看板が誰でも知っている有名全国チェーン店だった。

九州編に続けぇ。

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