2017年9月10日日曜日

Komodo 巡航作戦(しょの壱 旅立ち・旅勃ち)

 世の中、矢張り二種類の人間に別けられるかもね。
世間の目を気にしまくって世間に飼われる側と、
世間の目を気にせずに自身を自身で飼う側だな。
ガシガシと遊ぶ! そんで、稼ぐ。この手の人達に共通しているのは、世間の目に振り回されない確とした自分の法を持っておる。


不倫報道の週刊誌? んなもん読んで「コリはイカンよチミぃ。」等とホザク連中とは心の底では相容れないのだよ。
んなモン、たかだか近代の遺物やんけ。コ~ソリと上手くヤッてれば別に良いじゃん♪
大体、不倫って言葉自体がもてはやされたのは30年前のテレビからやぞ。
そうか!マスコミは挙って不倫者を新しいLGBTのカテゴリに加えたいのやも知れぬのぅ。
ガソリーヌ山尾おばさんへの報道だって、不倫云々よりも、本業の政治資金の不正使用の件で深く抉るべきでしょ?
取材の方向が幼稚過ぎね~か?其処を敢えて忘れたフリして下世話に持っていくマスコミもゲスですわぃ。
買って読む飼い慣らされた下衆馬鹿本音は絶対私等もヤリタイわいって処に決まってんじゃん!が多いって事やね。
ご不倫にせよ真っ昼間の日比谷公園でパカパカ姦ってんじゃなければドーコー騒ぐ問題じゃねーよ。完全に当人同士の問題でしょ。
冒頭の話に戻れば、『誰々がヲチリで○ナニーしていようが関係ないじゃん。』って、感じる人間と、興味津々な人間の違いやね。

 R隊員からのWhatAppが届いたのが8月30日、そんで出発が翌月3日の早朝。
そもそも、ふつ~の会社員ならば動けないかも知れんね。
ソコはソレ、緊急展開作戦には常時備えている私と会社のスタッフであった。
何名かの隊員にも声を掛けたのだが、全員間に合わず。
会社のスタッフは既にソーユー突発的な蒸発をする私に慣れたのか諦めているのか、私が戻って来る迄はヤヤコシイ案件は全部保留してくれている筈。
たかだか5泊6日のコモド島・リンチャ島でのダイビング・クルーズである。
その期間で傾いて壊れる零細会社ならば・・・又創れば問題ないじゃんよぅ。
前回のLembeh-Sangiheクルーズの時は、声をかけられてから正直下調べを全くする暇がなかった。
問答無用にチケットを持って飛行機に乗った。まさか赤道を超えてManad くんだりまで行くとは思ってもいなかった。
今回で二度目になる機材のパッキングも簡単なのだ。
先週K教導隊長とヌサ・ペニダで潜っている時は予想すらしなかったっすよ。
旅立ちは突然の方がドキドキ・ワクワク楽しいやん。
9月3日の日が昇る頃にはR隊員と私は空の上なのだったよ。
飛行機はLabuhanbajoのBandar Udara Komodoに着陸してしまった。
  預けた荷物を受け取り空港建物を出るとSea Safari Cruise のスタッフが迎えてくれた。
用意された車に乗り込み数分でもう港。

ボートに乗り換えて今回お世話になるCHENG HOに乗船した。

CHENG HO・・・スペイン艦隊を率いるマゼランよりも先に世界航路を開拓してしまったらしい鄭和将軍の名前である。(詳しくは自分で調べってな。)
荷物をキャビンに放り込み、取り敢えずはコーヒーマシンで挽きたての珈琲を勝手に淹れて操舵室で一服。





R隊員がやって来て、「他の客がやって来る前に再上陸してブランチに行こうや」って誘う。
再び上陸。80年代のスンギキの様な街並みを300m程散歩する。
殆どのお店がバックパッカー・ダイバー向けのダイビング・ツアーサービス屋だ。もしくはイタメシ屋だ。
Labuhanbajo は多くのイタリア人が商売を始めていて、その乾いた風土にかけてリトル・シチリアとも呼ばれている。
開発当初からイタ公が営んでいる老舗のイタリアっ料理屋でブランチ。

私を呼んでくれた目的を幾つか話してくれた。
今回、幾つかの潜行予定地は何時ものクルーズと違って最近開発されたポイントであること。
又、ダイビングだけでなく、コレ又最近になって国から上陸許可の出たトレッキングコースの下見もあるらしい。
それらを第三者の目で一緒に見て欲しいらしい。
初物でござんすか、よ~ござんすよ。頂きやしょぅ。
そして、R隊員からチョットだけ口篭りながら告げられた。
「今回は韓国人客が十数人なんだよね~。」
何人だろうと、よ~ござんすよ。美人なら頂きやしょぅ。
なのである。ワタクシ・・・思想的には何処をどう見ても立派な極左よ。
ってか、政府と個人を混同する程おバカでは御座らぬのよ。
たとえ、相手が支那共産党幹部の娘であろうとも、北半島のエリンギ・ヘッドの親戚であろうとも美人であればねぇ・・・。
あ、お胸は中トロくらいで結構でやんす・・・。
ではなくて、個人間では相手が誰であろうと私自身が全然変わらぬ付き合いをしてしまうのであるよ。
ついでに全員親日家にして下船させてやんよ。
っつー会話があったのだった。R隊員、今まで十数年間、色んな国の乗客を見てきているからね。
しかし、マヂで乾燥しまくっている。今、ジュースも飲んでレストランを出たばかりなのに、スーパーで再びペットボトルの購入なのである。
再びボートを呼んで、再乗船。
今度こそ短パン・Tシャツに着替える。
此の港、大小沢山のダイビング・クルーズ船が浮かんでいる。
流線型の最新フォルムの船にはバス・シャワーが2つしか無くて乗員も乗客も男も女もシェアだとか、日帰りか数泊用の小型ボートではシャワーはなく、ダイバーは塩漬けで船員と一緒に雑魚寝・・・。
等々の話を聞かせてもらった。


アッパーデッキ後部のソファーでマレーシア製JT煙草を燻らせて昼寝。
今回のお客が乗船する頃に目覚める。
 全員が乗船した時点で、ダイニングデッキで全乗員と全乗客の自己紹介的なセレモニーが始まった。
私も、英語とインドネシア語と韓国語で自己紹介をしたんだぜぇ。
韓国人グループの個人名前なんて、私が脳内で勝手に付けたアダ名以外は、馴染みがないんで未だに全く覚えていねぇ。
韓国人グループから、何で日本人のお前が韓国語で自己紹介できたんだ?何処で憶えたんだ?って質問攻めになった。
大昔に自転車とキャンプ道具を単身持ち込んで韓国を旅行した時に見様見真似で憶えただけなんだけどな。

15;00からBidadari Issland のAngel Reef でチェックダイブだ。
私一人に充てがわれたキャビンに戻り、ひたすら寝る。

0 コメント:

コメントを投稿