2017年9月14日木曜日

Komodo 巡航作戦(しょの伍 おマンタだらけ )

『人間が丸くなった』『大人になった』『協調性が出てきた』
んな事を他人から言われたら人生終盤だと認識した方が良い。
尖り続け、ガキのままで、我を張って、自分流で突き進むには、一にも二にも体力が要る。
楽して老いてしまったら、取り戻すのは難しい。
何歳になっても、腹を引っ込め胸を張り牙を研いでおかんとな。


 目が覚めると、Rinca島とは又違ったKomodo島南部の景色。





Rinca よりもハゲていた。よっぽど乾燥した風土っぽい。
R隊員の話では海水温度もBali島のNusa Penida のマンタポイントっぽいとの事。
海水温度は23-25℃。Nusa Penida のマンタポイントとの違いはプランクトンが異常に多いって話だ。
以前は、クジラやオルカも出てたらしい。

 06:00に軽食。なるべく高カロリーなものを選ぶ。
摂取したカロリーがスグに効くのかどうかは知らんが、摂取したって事を頭に叩き込むのが冷たい海でも耐えられる。
 潜るポイントには3つの岩が出ているのでスグにわかった。


ボートで向かう途中にイルカの群れが10mも離れない距離で並走。
A,Bチームが潜行したのを待ってCチームがBCD内の空気を抜いてからのネガティブ・エントリー。
観察ポイントは予め決められており、我々ダイバーは基本的に沈降・待機・浮上と横移動は殆ど行わない。
その待機位置というのが水深20-25m海底に岩を並べて示されている。
着底する前からおマンタは現れている。

岩の間のチャネルを抜けては集団で現れ、観察ポイントの真ん前で優雅・見事な集団ロールを打って去って行く。おマンタボールや
其処の所がNusa Penida のマンタポイントとの大きな違い。
透明度はNusa Penida のマンタポイントの方が高いけれども、おマンタは水平方向での姿しか見ないもんな。










深度20m前後で30分近く。深度を意識して皆よりも浅めのポジションをキープしていたはずだが、TUSAのダイコンは皆よりも早めに警告を出そうとしている。


ガイドに合図して徐々に深度を浅くしてのエキジット。
 朝食中のダイニングデッキは皆の興奮で賑やかだった。
二本目も全く同じポイント。他のクルーズ船からもダイバーが出てきているので観察ポイントは賑やか。
エントリーからエキジットまで、ダイコンを気にしながらもおマンタ達の織りなすショーに見惚れる。
ハート模様のおマンタ、絶対に得していると思う。





















昼食後に、ダイニングデッキで撮れたてのビデオの鑑賞会。
どれ位売れているのかは知らんけど、同じチームのビデオ制作ディレクターのおマンタ映像に皆で盛り上がる。
船はもう少し北に移動中。三本目は温かい海域だそうだよぅ。

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