2017年8月27日日曜日

2677盆過ぎ潜水作戦(しょの弐)


この写真・・・
結局二日目の潜行には私は参加できなかった。
ショップに頼んでみたA嬢専属ガイドはやってこなかった。
それでも臨時隊長のH王子は無事に皆を生きたままで連れて還ってきた。
どんな潜行だったのか、私は話を聞くだけであった。


そんで、夕方からのSea Safari Cruise が催しているDinner Cruise には皆と合流できたのだった。
昨日のダイビング前中に簡単なスナックを食べ、日付が変わる頃に気付いてSoyJoy一本、昼過ぎに再びSoyJoy一本しか摂取する暇のなかった私には断食明けでもあったよ。
大塚製薬、偉大なり~。

豪勢にオーストラリア・ワインをボトルでとった。封印が取れて使い廻し風フニャフニャ・コルクのワインであったが、そこそこ美味かったよぅ。
船上で凍えていたMr. オクラとは一緒に潜れなかったが又いつか潜る日もあるであろう。
翌日のダイビングも控えているんで早めに解散。

 そして作戦行程からすれば三日目。
何時ものショップの◎ンコ兄ちゃんが私に囁く。
「この数日、ブルーラグーンの砂地に居た数種のシーホースが全く見当たらんのよ。」
そう言えば二日前も見なかったな。
 王子とA嬢にとっては今作戦の最終日でもある。
私は作戦を立てていた。
ドロップオフ、王子とTスケ嬢が先にエントリーして深度6mの辺りで遊びながら待機。
自身で装備を身に着けたA嬢が先にエントリーして自力潜行。
私は時間を計りつつボート上で彼女が潜行するのを見守る。
(そーじゃないとボートはトットとブルーラグーンに移動しちゃうからね)
3分以内に潜行できなければA嬢はボート待機。
潜行できれば其の侭、皆んなでファンダイブってな。
痛風潜水隊はショップではない。
自力で潜行・移動・浮上が大原則なのだよ。
イヤラシイかも知れんが費用も皆自腹。
誰かに雇われて活動している訳ではないのよ。
その辺に譲れない一線があんのね。
潜行開始30秒後、彼女は自ら沈んで行った!
私も船頭に声をかけて潜行。
犯れば出来るやんけA嬢。
続いて少しだけ深めの根の近く。
此処には他のダイブ・グループは居ない。
王子とTスケ嬢には近場で散策してもらっておいて、A嬢とフィンピボット練習。
但し、多くても10回のみ。皆の貴重な空気や。時間はかけられぬわぃ。
ふぅむ。どうしても彼女の腰や足が浮いちゃうのね。
そんで足を降ろそうとフィンで蠢くのだな。
多分、海に対して緊張してんじゃねぇかな。
この瞬間、彼女の隊内通名が決定した。
っつーか、二案決まった。後は彼女に選ばせよう♪
何とか中性浮力が出来て来たんで皆んな揃ってチンタラと海中散歩じゃっ。
あんだよ、◎ンコ兄ちゃん、真っ赤っかな馬がドロップオフのウォールにへばり付いてんじゃん。






Tスケ嬢がキレイにソーセージを上げて全員無事に浮上やん♪何かソレだけで嬉しいネ。
Tスケ嬢(右)に怪しい夜の腹這い強襲演技を披露するA嬢(中)
っつっても、A嬢ってばどうしてもBCDの浮力に負けてしまうのか、脚と尻が海面上。
息継ぐウミガメっつーか、”犬神家の一族”的体勢やん。

 皆がボートに上がる。
A嬢、チミの隊内通名だけど、足軽尻軽 どっちが良いよ?選ばしてあげるわぃ。
此処にA嬢改めMrs.足軽が誕生したのだったよ。
体を温め、タンク交換。
そこでTスケ嬢が交換したタンクにトラブル発見。
Oリングではなくてバルブ・コック側にあるバースト逃し口?、バルブを緩めると其処からジャンジャンと空気が逃げまくるの。
Mrs.足軽が一本目の上手く行ったダイビングイメージを持ち帰ります。って事で辞退してくれた。
二本目は王子・Tスケ嬢・私で潜る。
バディなんだからモソッと近う寄れぃ












ボート上では正式に隊員となったMrs.足軽が日焼けと風とウネリと戦っているんで安全停止まで40分以内として散歩したのだったわさ。
王子はヴァイヲフィンのコツをマスター出来たのか知らん。
 中〆は当然”ワルン・オキナワ”で美味いもの尽くし。
先月日本から遊びに来られたKスケ嬢の御土産、三重県の麦焼酎が全部見事に4人の臓腑に潜り込まされた。
Mrs.足軽はフル機材を揃えることを宣言。
その前向きな姿は素敵やん。どうせ人間何時かは死ぬのよぅ。何十年後か明日かは誰も知らんよ。
考えあぐねようが、考えずに実行に移そうが、結局はチャラだぜ!
少なくとも言えるのは【犯れる時に犯っとけ】だよぅ。
私からは、ショップに申し込んで丸五日間、毎日”潜行””中性浮力移動””安全浮上手順”を専属インストラクターの元で特訓することを勧めておいた。(ついでにA.W.も。)
お金で安全が買えて、しかも世界が変われば安いもんだわぃ。
多分、海に慣れちまえば皆と一緒に楽しめるんじゃねーかな。
宴会は延々と続きまくった。
夜具上でのフィンピボット方、数珠真珠遊具等々の猥談が尽きる頃にお開き。

0 コメント:

コメントを投稿