皇紀二六七六年 姫初め潜水作戦

39年前に13歳の女の子が下校途中に誘拐された。
14年前に犯人が犯行を認めた。
誘拐された女の子は誘拐されたままだ。
そして犯人達は未だに野放しだ。

日本政府が日本人が野放しにして目を背けているのが現状だ。
ダイビングに行く時にも私のカバンにはブルーリボン バッジが取り付けられている。http://www.sukuukai.jp/item_1145.html
だからと言って今の私に出来るのは･･･選挙のたった一票に願うだけ。それだけなのか。
誘拐された女の子が一日も早く家族の下へ帰って来れる事を願う以外に何も出来ない事を、
南半球でユタ～っと遊んで、時々思い出してヒョロヒョロと仕事して過して居られる今の境遇に感謝すると同時に、
1人の日本人として本当に恥かしく悲しく悔しく思います。
*私の場合、ブルーリボンだけでも取り付けておかないと拉致被害者の事を、ともすれば忘れかねない己の愚かさの象徴だな。

 一、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
 　　国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
 　　国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
 二、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、
 　　これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
この日本国憲法第九条を一刻も早く過去の資料文献にしたい。
今も多くの日本人の方々が拉致されたまま無かった事の様に放置されている事実。
「日本は憲法第九条の御陰で戦後70年間平和だった。」と嘘がテレビ･ラジオ･紙面で語られている事実。
戦争に反対し平和を求めるには憲法改正、特に第九条廃止が最初の一歩だ。
国に誘拐された方々を取り戻す為にも。

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年が明けた。イチヂカン中尉はダイブ･マスターでダイブフロートを新調した。その心意気や良し。
昨日買い込んだ西ジャワ産焼き芋を握り締め、渋滞の始まっていないバイパスをショップへと向かう。
鏡の様に静かな海面をボートは滑り出す。
しかし、ホンマに雨季なんかいな。せめて大晦日の夜とか土砂降りで観光客ザマァって嘲りたかったわ。
今年最初で、今回の作戦最後の潜水ポイントはジェティ。二本ともジェティ。
ゴマモンガラが未だ凶暴かもしれないので先端部を避けて根のほうへ恐る恐ると移動する。
他のグループが先端部で凶暴ゴマモンガラの餌食になっていた。
我々は安心して他の方面へ移動する。
イチヂカン中尉の新調フロートのためにオモリを探す。
チョットでも重量のあるものが砂地に落ちればアッと言う間に埋もれていく。
アノ辺の砂地を掘れば色々出てくるかな。
釣り用オモリをいくつかゲット。
ついでにポケットナイフもゲット。
研ぎの手入れもしてある美品だ。（後で調べたら450€以上のドイツ製だった。パチモンかも知れんけど。磨いてみたらメッチャ綺麗。）
マンゴーを食べる時には重宝しそうだ。
流れがないので、柱を観察しながらジグザグ浮上。

西ジャワ産焼き芋を齧りながら水面休憩。
インドネシアからオランダ人が日本へ伝えサツマイモとなった昔に思いを馳せる。
アソコの焼き芋は美味い。
惜しむらくは痛んだ所も関係なく焼いてしまっている。
ソーユー所は皮が剥けない。
食事しながら中尉殿が新調したフロートから伸びる細紐に拾ったオモリを取り付ける。

　二本目も同じコースだ。
ビンの口から顔を出すギンポ。

ベラに体を掃除してもらいながらブリブリ排泄しているツバメウオ。
独り立ちして捕食しているコバンザメ。

全てが愛らしい。
イチヂカン中尉が見つけたウミウシは立派だった。ミノイミウシも綺麗だった。

BCDからエアを抜きイチヂカン中尉がフロートの打ち上げを試みる。
細紐の取り出し方に再考が必要だね。

コンビニ付近だけ集団ドライブの連中が渋滞を起すバイパスを抜けて今回も無事に作戦終了だ。
待ち合わせての打ち上げはイタリアンLa Bruschetta Italian Pizzeria。
サーモンのオレンジマリネとハーブと豚肉のリゾットがシンプルな食材なのに真似の出来ない絶品。
豚骨ラーメンを愛するオーナーシェフのイタリアン･ジジイは只者ではない。
この前もらった豚骨ラーメンの御礼と言って、メニューに無い極美味デザートを振舞われれた。