2017年3月19日日曜日

弥生月人妻同伴マル秘潜行作戦 しょの弐

その日の朝08:51にデンパサル東南でM3.1の地震が有ったらしいっつーんだけど、全然気付かなかったよ。
07:00にTスケ嬢の御宿で集合。
レンタカーの運転手は2cm 間隔で詰めて飛ばす飛ばす。
前の車が急ブレーキとか踏まないと信じているのだろう。
信心深い奴だ。
コーユー時はアレコレ気にせず運を天に任せて他の事に集中するしか無い。
私の運転では絶対に到着出来ない時間に海辺に着く。


 何時ものショップの実質的Boss オランダ国籍の長身ジョッシュが我々に訊いてきた
「なぁ、潜行地も潜行時間も全部合わせるから、俺等も一緒に潜っても良い?」
グッフッフ、ジョッシュのテクニックを盗むには又と無い機会である。
無論、了承だわぃ。
紹介されたのは、陽気なThe American DEBUのキース氏だよ。
サンフランシスコ国際空港まで車を四時間も走らせ、インドネシアはバリ島くんだりまでホリデイですと。
ジョッシュの話ではカナリの潜り手らしい。
っつーか、会話していて感じたのは元海軍関係か軍属系でしょ。
淫グリッシュは得意なのにEnglishが不得手だと言い張るTスケ嬢は、
なるべく話を振られないように頑張っている。
 
 日蘭米の三カ国同盟が”仲良しこよし”で、池の様に静かな海へと船出したのであった。
本日の一本目は昨日と同じ場所ですわぃ。
私自身が未だ学習中の地である。
ジョッシュが加われば学習速度は飛躍的に上がるってもんよ。
アメリカン・DEBUのキースは体に合うウェットスーツがなかったのか、
パジャマの様な、熊がAVに出演したら着せられていそうな、
些かヒワイな趣のホットスキン0.5mm一枚で潜る。
潜ってしまえば言語の違いなど無くなるのだ。
ジョッシュのスタイルは潜行後スグには移動を始めない。
何か瞑想者っぽく体の動きを止めて留まっている。(小用?)
透明度は写真の通り20mに近い。
海水温度は平均して25.8℃。冷水塊が揚がってきている。
ってか、寒い。
なのにジョッシュも、キースも平気なんだろうか。
ってか、キースってば明らかに深度を浅めにとって少しでも暖かい海水に留まっているでしょ?
透明度は抜群よ!
ホワイトバランスっつーのも色んな段階が有る事をしったカメラ後進者の私はホワイトバランスを最低値にしてみたりして遊ぶ。
最低値にしてモニタを覗けば…真っ暗で何処に居るか判らんやんけ。
やっと動き出したジョッシュは自らが「Big Rock」と名付けた岩に案内する。
深度は浅いのにもう、黒色カエルアンコウ二匹に全裸のハダカオコゼだよ。



そ~言えばTスケ嬢はツマジロオコゼとハダカオコゼの違いが今一つ判らないと言っていたな。
私のヒミツの目的はRinophia、ホウセキカサゴなのね。
しかも、黒と朱の二色が並んでいて欲しいな。
贅沢は言わないから、出来れば三色、三匹で十分だからワンフレームに収めたいんですけど…。
ふぅむ。この日はお出掛け中なのかな。不在。












60分オーバーで浮上だよ。

 キースはオオモンカエルアンコウのもう一匹を見逃したのを悔やんでいた。
それでもバリの海に感動していた。初めてのバリ島で一ヶ月の滞在ですと。
二本目はブルーラグーンの西から攻めることにした。
透明度は20mを超えた。そして体感的にも寒さを超えて冷たさが凍みる。
やはり水温は26℃未満。
冷たい海水故に珍らかなる生物に期待しているよぅ。
いきなりRock Fish 二匹。


そして大きなウツボちゃん。




10mも東に移動すれば黒のオオモンカエルアンコウ親子サイズが二匹。


良いですね―。


何時もの岩根の手前に白色のカエルアンコウらしき姿が見える。
…ってね、居るのは見えているんだけど、そろそろDECOが出てきそうな悪寒よ。
ええぃ!出た時ゃその時、って突っ込んだら25~30cmサイズの真っ白チャン。
こうなりゃ自棄糞!って何時もの岩根も覗いてやった。
チィ、今更全裸の白と茶色のハダカオコゼっすか。

そこでDECOちゃん!まだ今なら大した事にはならん。
その後は大人しくダイコン様の言いなりになってあげましたけどね。
本心は裏のリセットスイッチを押したかったんすけど…。




キースはRock Fish ことオニダルマ・オコゼにスッカリ魅了されていた。
乞われたんで写真をコピーさせてやったぜ。

 夕食は日本料理「天咲」よ。
海では中々出逢えないオマンボウの刺し身から始めるのだ。
迷ったら注文!この鉄則は生きている。
結局超満腹に…。
そうそう、此の日とその翌日は人妻Tスケ嬢の初体験が幾つか有ったんですよ。
例えば…
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
俺はT子のスマホに「出逢い系アプリ」をインストールする様に唆した。
彼女も満更ではない様子で素直に従った。
「今から男がやって来るんだぜ。精々楽しむんだな。」
貞淑な人妻だったはずのT子が今は期待に満ちた表情を見せて未だ見ぬ男を待っていた。
この人妻、ヤル気だ。
・・・
とうとう若い男がやって来た。
「さぁ、今すぐ男のアレに跨ってみなよ。」
人目も憚らずT子はイソイソと従ったのだった。
男は巧みな指さばきでT子を満足させたようだ。
そして、初めて出逢った男のアレに跨ったままT子は遂にイってしまった。

…以上がTスケ嬢のGO-JEK (GO-RIDE)デビューでしたな。
何せタクシーなら10万ルピアを下らないサヌールのホテルまでが1万3千ルピアでしたからな。

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