2016年12月21日水曜日

師走プライベート潜行作戦 一本目


ふうむ。STNKの更新が名義人のリアルKTPとか持っていかないと出来なくなっているやん。

バイクも一人の名義で複数持っていると税金が高くなったりさぁ。
KTASだって年々手続きが煩雑になってきているやん。
そうなってくると、今まで正式に手続きしていた人がもう放り出しちゃって、STNK無し!とかKITAS無し!SIM無し!でリスクよりも楽チンを選ぶ無双者だって増えてくると思うのよ。
そうか!警察が取締を行っていない裏道が混んでいるのは・・・。



 先週からK教導隊長からお誘いを戴いていた週末の海中デート♪
しかーし!週末一杯まではスラバヤで弾けていたワタクシ。
会社のスタッフには来客出張と誤魔化して19日の月曜日早朝にはSanur でK教導隊長と待ち合わせをしたのさ。
トラブルが散見されたTusaのダイビング・コンピュータ(以下ダイコン)も念の為に日本で購入した電池に替えておいた。
むかうはJetty Ampo だ。
珍しく弩ピーカン照りの空の下ワタクシ達を乗せたボートはいつもの桟橋先端でエンジンを止めたのだった。
海面を見るだけで透明度の良さが判る海。
しかもアチラコチラで魚の群れが活発に跳ねまわっている。
バックロール&即エントリー。
海面から海底まで様々な魚の群れが忙しく動き回っている。
澄んだ海水。透明度はシアワセ&トキメク15m超。流れもウネリも無し。
ウキウキ気分で桟橋先端部から点在する岩根へ向う。
嗚呼向かいたかった。
しかし、其れを阻む地獄の門番が待っていたのだった。
奴は無言で私のフィンに襲いかかる。
目が良いのか、頭が悪いのか、何だかサッパリ判らぬ40cm近いゴマモンガラ君である。
当方も戦闘態勢を取りつつ岩根を諦めることにする。
ゴマモンガラをやり過ごし、ホッと一息。
そしたらアータ、Tusaのダイコンから警報音が鳴り響くじゃありませんか。
ダイコンを見れば、水深50m超の値とDECOアラートのオンパレードなのよ。
よって、水温不明なれど快適な温度だ。きっと!
落ち着いて腕からダイコンを外し裏側にあるリセットボタンを支持棒の先端部で押し込む。
完全リセットとなってダイコンとしては使えないけれども12:00:00から時間の計測は可能な様だ。
勝手知ったるJettyである。時間さえ計ってくれれば何とかなる。
バディのK教導隊長にダイコン不調を知らせておく。


アカククリの正面顔





スマホを見ながらモールを歩くインドネシア人程の移動速度で浅瀬に向う。
結果的には直線で120m/hだった。
水が澄んでいることも影響して、豊富な生物の観察で、移動をしなくても楽しめたのだよ。
そして彼女のダイコンでは潜水開始から約60分経った頃、後頭部のファースト・ステージ辺りが騒々しくなってきたのだ。
エア漏れ。但しよくあるタンクのOリングからの漏れとは音が違うのだ。
もうね煩くてしょうがないのよ。
残圧ゲージを見れば60barからグイグイとゼロに向かっていってるのよ。
水面を見上げても其れだけのエアが出ている様子でもなし。
実に不思議な現象なのであった。
ま、死亡事故っつーのは、「一つの要因に拠るものよりも複数の要因が複合した時の方が可能性が跳ね上がる。」って、巷で良く言われているじゃないですか
ゴマモンガラ・ダイコン不調・1stステージからの謎のエア漏れ・60分を過ぎると飽きてくるワタクシ、以上の要因でワタクシが先に浮上することを決定したのだった。
彼女に合図をしてユックリ・ジックリ浮上する。
残圧ゲージの針はゼロ付近で卑猥に震えているのな。
そんでも安全停止から浮上までエアは充分に供給されてしまった!
柱に付着した生物観察も出来てしまった!
40cmはあるのだ


今日はタコだらけだ








男前やんけワニゴチ

ボートに上がり、1stステージを観察する。
新しいタンクに交換してみるとエア漏れが起きない。
どうやら50bar あたりからエア漏れが起きるらしい。
予め解っておれば恐るるモノなど無いのだね。
数十分後にK教導隊長が浮上。
スラバヤのパパヤ・ダルモ店の小麦で買ってきた菓子パンで腹を満たすのだった。
二人はこの後の出会いなど知る由もなかった・・・。

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