2016年8月6日土曜日

夏休み潜行作戦 ろく 

 最終日の6日目。
いよいよ乾季か?乾きにくそーだったんで遠避けていたコットン地のTシャツも気持ち良く着れる日々だ。



イチヂカン中尉は昨日、回収した機材を乾かす為にTaksu Hotel のベランダの在る部屋にランクアップしたそーな。
07:00に待ち合わせた駐車場にやって来たイチヂカン中尉。新しい部屋のトイレに問題が有る旨を語った。
トイレのタンクに水が溜まる迄に恐ろしく時間がかかるらしい。
先ずは壁から出ている配管の水栓が閉まっているんじゃないかと想像する。
中尉が気付いたのが部屋を移った日の夜。ホテルの職員を呼ぶのも面倒なので其の侭放置しているそーな。
「そんじゃぁ、ダイビングから戻ったら見てやんよ。」と返事をして、我々が借りた車は無秩序という名のインドネシア路上へと繰り出した。

 本日は諸般の事情によって一本だけの潜りだ。
狙うはJettyの根群のみ。
艶かしくミニスカートの足を組み替えて誘うスケベな桟橋内部へは目もくれずに根岩群のみ。
オチリの状態にノーマル復帰宣言を出したイチヂカン中尉殿。
そりゃそうだね。オチリのバルブはバディでも開閉出来ませんわな。

 透明度10~15m。海水温度28℃。

先日のダイビングで透明度の良い時にチョビット覗いて気になっていた東の根群。
砂に埋もれる速度が速まっている感じだ。根という根に絡まって放棄された流し網が覆い被さっている。流れてくる砂にとっては取っ掛かり易い。
これじゃぁ魚の身を隠す場所もない。岩に固着する生物だって無くなっている。
砂に埋もれていってしまいつつある。無機質と言うか荒涼とした風景になっている。
以前と同じ場所の認識で間違っていないか、止まってダイコンをコンパスモードにして確認する。
って、後を追って来るはずのイチヂカン中尉が私の上方1mをオーバー・シュートして行く。
何やってんだ???
暫し留まり様子を見る。奴はドンドン遠ざかる。
あ”-そーか、中尉はそのままチャンディダサの街へ行きたいのかも知れない。
視界の限界まで行かせておいて、支持棒を鳴らす。
止まった中尉は私を探してUターンしてくる。
生きてる?の問い掛けにOKサイン。天然が出たんか?

 桟橋先端の根に移動したとたんにゴマモンガラの攻撃に遭う。
私よりも先にイチヂカン中尉が攻撃されていたらしい。
その後、私をターゲットにしてきた様子だ。
先ずは遠ざかる。
それでもゴマモンガラは襲ってくる。
フィンを砂地に降ろす体制。
それでもゴマモンガラは様子を見ながら襲ってくる。
海中警備行動を発令する。支持棒で対処。
一,二度手応えがあった。
ゴマモンガラは一定の距離を取り出した。
悪の帝国「支那共産党政府」に対しても此の様にありたいものである。
 中央探索を諦めて西の根群に移動。
左のチビはやる気なし風


幾つかの根群が距離を置いて点在している。

全てを丁寧に観察したら多分タンク一本使うかも知れない。

取り急ぎカエルアンコウ計五匹に挨拶だ。

 ショップで機材を簡単に洗って、用意した洗濯カゴに放り込んで車に積む。
Sanur へ戻り、イチヂカン中尉が移った部屋に様子を見に行く。
問題のバスルームのトイレ。
タンクへ給水するフレキシブル・ホースが締め過ぎに因って潰れている。

此れでは放水後に水が溜まるのに半時間以上はかかるよね。
一応、管工事施工管理技士でもある私の血が煮えたぎった。こんな施行をする業者と管理者は出入り禁止だよ。
車に戻ってダイビングに最近持ち歩いているツールを取り出して戻る。

幸い壁から配管が出た所に水栓があったので閉める。
ナットを外してホースを外す。潰れたホースを広げて元に戻す。
此れでナットを閉め直せば水量もOKだ。
ってか、良くもまぁこんな施行を許すなぁ。
イチヂカン中尉に、ホテルのチェックアウト前に私を部屋に呼ぶ旨を伝える。
「荷物運びの手伝い?ワ~~~~ィ」
全然違う!アホか。
再びフレキシブル・ホースが潰れる様に締め込み直して現状復帰するのがマナーやろ?
っつ~訳で、最近在インドネシア在住邦人の間でも人気のTasku Hotel ですが、
ベランダの有るチト高額な三階の部屋の一つはトイレのタンクへの遅給水でスローライフが楽しめますよん。

そして先週の今頃、イチヂカン中尉は再び日本へ向かった。

ってな事をツラツラと書いていたら、支那共産党政府の軍艦7隻に率いられた民兵操る偽装漁船230隻が尖閣を蹂躙せんとしているじゃぁないですか!

暗黒街オリンピックとか、支那・北鮮の核に抗議しない原爆の日とか、熱中症推奨甲子園とかのニュース以上にガンガン報道するべきでしょ。
今、危機が迫る中で、ポンコツ憲法の元、日本国の防衛に現場で苦慮している、
日本人の父であり子であり兄であり弟である海上保安官や自衛官の方々の苦心を慮る報道をしろよな、BSのNHKよ。帰国したら絶対に見ないし受信料は払わねぇゾ。
ま、実際には報道させずに、静かに支那船を沈めている最中であれば良いのだけど・・・。

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