いよいよ乾季到来か。否々、何度騙された事か。未だ信用はできない。
07:00ホテルで中尉をピックアップ。
水面休憩時に食べるオヤツ(ミートパイ)をスプラッシュベーカリーで購入。
会計を中尉に任せ、私は車のエンジンをかけ、ついでに車内の点検をする。
運転席から何気なく店の入り口を見る。スピーカーからEMINEMの粋な早口言葉が流れる。
ん！？入り口のド真ん中のタイル上にネコの糞が！
中尉が踏まなければ良いが･･･否、チョットだけ踏んで欲しい様な･･･。
等と考えていたら中尉は踏まずに店を出る。助手席に座る。
私がネコの糞の存在を知らせる。
『べーかりー うちでてみれば ねこのくそ』
中尉に下の句を促す。
『ふまるるなつに かほりたつらむ』
そんな最中にバイクが駐車。
ヘルメットも取らずに店に入る兄チャン。
ヤッタァァァ！今日も良い日だ。
お見事にペタペタ･サンダルが踏んだぜ。踏まれた一部が宙に舞い形を変えて堕ちた。
行きの車内では今頃起きているベーカリー異臭騒動に思いを馳せる二人であった。
今日はJetty ジェティをWで行くのだ。
昨日と全く違って鏡の様な海面をボートは進む。
念の為ダイコン表示面を手首内側に廻す私。
一本目に東西に渡って点在する根群を散策したかった。んだけど、何故か底の方の透明度が宜しくない。
仕方がないので桟橋内部に入る。透明度は悪くない。10～15m。水温は27～28℃。
桟橋先端部の柱に沿ってユックリと観察しながら沈む。
少ないフィンキックでの移動を心掛けながらブラブラと散策する。
今日は他のグループも数組入っている。
砂を蹴らないのがお約束。
少ないフィンキックでの移動には別に意味はない。何と無く今日のテーマっすね。
流れも無く、柱に沿って浮上する。
ボート上での水面休憩。
イチヂカン中尉は水着になり体を拭き、日本から持ち込んだミリタリー･テイストのライト･ブルゾンをチョット自慢気に羽織る。
顔に日焼け止めクリームを追加している。
あのねー、そりゃぁオシャレもお肌のケアも重要かも知れんけどね。
奴の鼻の穴からコンニチハをしている程好い大きさのブツ。
摘んで奴の口にブチ込もうと、グローブを着けた手で機会を伺っている私。
ブツを目にするのは今日で四日連続だ。いい加減に浮上したら鼻をかんでおきなされ。
私からのブツを避けたつもりで頬にヒッ付けた中尉が「カエルアンコウを見つけるのはウォーリーを探せのゲームみたいで面白い」と話す。
ミートパイを平らげて二本目も同じ様に潜る。
う～～～ん。毎回変化に富んで飽きない海域だ。
海底から打ち立てられたH鋼材にもカエルアンコウを始めとした生物が隠れている。
シマヒメヤマノカミのイェローバージョンにも遭遇。カッコイイやん。
私が観賞魚の密猟者なら捕まえちゃうレベルだね。
黄色尽くしで今日は阪神タイガースの日だ。因みに中尉は阪神ファン。私は愛国リベラルを自称するだけあってアンチ巨人。
此れだけは話が合うのだ。
本日は特に正しいダイビング(除くハナクソ)を行ってSanur 方面に戻るのであった。
JL.Danau Buyan、郵便局隣のインドネシアン中華料理屋Rumah Makan Sari Rasa で混まない内に超早めの夕食を摂る。
インドネシアに初めてやって来る日本人でも十分に楽しめる味だ。しかも安い。
多分今日の移動･潜水･飲食の全経費を考えても一人当たり3000円で御釣りが出そうだわぃ。
この店もK教導隊長から教えてもらった。
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