2015年8月19日水曜日

八月敗戦記念、逆襲戦略作戦 しょの弐

ふむ。過ってBali TVと言うローカル局がオープンした時にもBaliに居た。
視れば視るほど馬鹿になると地元の連中も言っていた。
今海外で視れば視るほど馬鹿になるのはNHKやね。
取り分けNHK World (やる気の無い下請け英語の奴)はメッチャ馬鹿になれる。
流石は“支那様のNHK”やん。ニュースはCNNかBBCの方がプロパガンダが入っているやも知れんが未だマトモやん。






 釣り人しか訪れない漁港とも言えない、小船が浜に揚っているだけの小さな小さな浜。
そこに、豪華客船の停泊を狙って建造された桟橋(Jetty・ジェティ)がある。
今では其の非効率的さに豪華客船からも愛想を尽かされ釣り人が訪れるだけとなった桟橋Dermaga Tanah Ampo。
Jl.Tanah Ampo の浜沿い部。陸地側は乾季の今でも稲の実る水田。海側はやや遠浅の浜。
いずれにしても道の両側は強烈なオシッコ臭。
絶対にこの道の両側は立ちション・ポイント。
だが、この日の日没後はいつもと違った。
多くの物好き大和ダイバーが集っていた。
集まったダイバーは主催者発表で凡そ二兆五百億人。
(最近の日本のマスコミ式発表の真似やけど)
警察発表なら十数名。
痛風潜酔隊発表で五名な。
 夜間に二本の潜りを画策。
この日の為にNスケ嬢は日清のカップラーメン・ビーフ味を人数分+α用意。
私は2ℓのポットを入手。
Sanurを夕方17:00に出発したんだが・・・夜も独立記念日の行進行事ってやっておるのね。
いつものショップに18:30に到着。
このショップにしても初めての試み。
Jetty夜間潜行。しかも船を使わずにビーチ・エントリー。
ショップの運転手なんか事情を聞かされていなかったのか道を間違う。
何やカンやで痛風潜水隊斥候小隊が下見した場所に着いて装備を確認して…
駐車料金Rp.25,000-を支払い…(因みに何人潜ろうと車一台でRp.25,000-だと。)
干潮時の桟橋と釣り人と海の状態を確認し…
安全の為に桟橋から出ない事も確認し…
桟橋の方位を再度確認し…
エントリー方法を確認し合い…
小水の芳香が厳しく漂う通路を抜けて海に出る。
通路を抜ける際に、村の駐車料金集金人が再び金をセビルが、言葉が判らない振りして通り過ぎる。

 消波ブロックと釣り竿が最大の注意点やん。
万が一、急流に流されれば洒落にならん。しかも夜間。
我々の装備も通常以上に予備器具を配した。
私はイチジヂカン中尉より恩寵のライトを予備としてポケットに入れた。
ジャカルタのダイブ・マスターで購入されたって時点で一縷の不安があったが、
以前トランベンで彼女自身が薄明かりながら使用していたので、
それを信じ、Oリングにも清掃とグリスを塗り直し市販の単三電池四本を放り込んでおいた。
何せ、私が今までダイブ・マスターで購入したライトは全部即水没やからね。
無論全員がタンク上部にマーカーライトを取り付けた。
前日夕方から日中にかけて仕事をさせられて少々寝不足気味な私。
寝不足といえば、スラバヤから陸路専用車両で駆け付けた王子も潜行に間に合った。

 ブーツが海水に濡れたのは何と20:45。
こりゃ、一本だけの偵察やなと気持ちを切り替える。
往路を運転した斬込隊長が潜行開始時まで先頭を切る。
潜行からは不肖私がリーダーとなる。
合図で潜行開始。
水深4mからスタート。
水温アリガタキ27℃。透明度は抜群也。多分15mは逝けている。
早々に落ちているシュノーケルを見つける。当然ポケットにブチ込む。
そしてACEの車用品コーナーでRp.15,000- で購入・加工した球形コンパスを頼りにジックリと突き進むのであった。
本日の作戦は慎重第一。
タンク内にどれだけ空気が残っていようが25分経てば戻ると決めているのだ。
恐ろしい位のユックリした速度で桟橋内をジグザグに進む。
ってか、妙な生物がガンガン出てきて進める訳ないやん。
そこで当然写真とか撮るやん。
アングルを変えたりして被写体の周りを廻っていると方向感覚がイカれる訳よ。
ダイビング・コンピュータにもコンパスが表示されるけど、此処は球形コンパスの方が視認が簡単。
桟橋の両側から、釣り人用に照明が灯されているんで海側と陸側どちらかを選べば良いのだが勘だけでは無理どす。
従って此の海域で夜間に遊ぶにはコンパスを読めないと難しいのだ。
よって、万一仲間と逸れた時を考えればコンパス読みは必須だ。
桟橋の先端まで行きかけると冷たい海水。
即Uターン。
なんやかんやで安全停止を入れて50分余り。
浮上にかかる時点で斬込隊長にリーダーを委ねる。
波打ち際まで透明度は高い。
新月のお空は星だらけ。海にはお船の明かり。
嗚呼幻想的也。
砂浜を歩き、臭い通路を抜けて、機材を下ろし、座席にショップのタオルを敷いて帰還となる。
機材を仕舞い、今度は私が運転して23:30にSanur の斬込隊長の隠れ家へ。

 イチジヂカン中尉より恩寵のライトは何もしないままに沈没。(あ”~すんまそん)
新調装備の2ℓポットはいつの間にか内部が割れていた。さすがは象印を真似たエレファント印だ。
そして、海中で拾ったシュノーケルはR姐が落とした奴だった。
各員は明日の07:00Sanur 出発があるんで即解散となったのだ。

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