2015年8月13日木曜日

八月敗戦記念、逆襲戦略作戦 しょの壱

 さぁ、国内経済の衰退が素人の私にも見えるじょ!と実感できてしまう(思い上がりか?)インドネシアで御座いますが。
年末からは益々外国人就労者への排斥も強まるんじゃねぇかなぁ。
年末には1US$→Rp.15,000を超えるんじゃねぇかなぁ。
 そんなインドネシアでも、個人的に一番好きな事があるのだ。
庭付きの家だけの楽しみ。
買ってきた野菜や果物の種や屑を、庭と言うか、とにかく地面にブン投げておくのだ。
そうすると、勝手に何かの芽が出てきて勝手に育ちよる。
放り投げたレッドレディーという名のパパイヤの種が一年もしないで実をつけた。

レッドレディーはインドネシアで手軽に手に入る種類と違って、花の香り・抜群の甘さがタマラナイ。
以前、普通のインドネシア人に分けてやったら「これはパパイヤではない!」と言われたほどなのだ。
私もインドネシアの普通に手に入る品種は臭くてライムでも搾らないと喰えないっす。


 日本からNスケ嬢がやって来た!酒も運んで来た!
わぉ!日本産ワインじゃっ。と喜んだのも束の間であった。
何と、バリの空港からホテルに着いて、スーツケースを開けると・・・
ワインの首の所がポッキリと折れ、包んでいた梱包剤や衣服にもワインが染込んで・・・
がっ、不思議な事にボトルの胴体部には割れたガラス破片と、かなりの量のワインが残っている。
斬込隊長が、ペーパーフィルターで濾せばどうか?と問う。
彼女が使った航空会社は空亜細亜。関空-クアラルンプール-デンパサール。
これだけのワインが零れずに残っている状態を見ると、どうも最終目的地の空港が怪しい。
ってか、スーツケースを視たら、ヒビが上下二ヶ所に入っているやんけ!
買換えですな。
以前、日本の空港のバックヤードでも御仕事をしていた私には判る。
バックヤードで預け荷物を扱う連中は荷物を親の敵の様に扱うからね。
ふざけてカートでドリフトして遊ぶのは序の口。その際に落っこちた荷物は大概足で蹴飛ばして動かすもんね。グラウンド・サービスの連中よ!文句があるならバックヤードにウェブ・カメラでも取り付けて24時間ストリーミングでもしろや。
うぐぉぉぉ・・・痛風潜酔隊からの酒への鎮魂が暫し。

 初日はJetty。朝からJetty…ってか、路上では独立記念日の行事で時々渋滞。
やっとの事で満潮を少し超えた海にボートで出発。
三日後に行われる我々の行事の予行演習を実地で試みる。
試みる・・・面倒になって、潜行開始。
透明度は抜群。水温は27~26℃。
それでも、Nスケ・R姐・私はバブを予め仕込んでおいた。
斬込隊長は何と上下合計7枚着込んでいた。
何か、あまり見かけないテグリが現れる。
体表は朱色。胸鰭は鮮やかな黄。
海側だけで約400mある桟橋の浅場からスタートしたので、先端部までで折り返す。
 
そして浮上。
潜行を始めた時には我々のグループしか居なかった海には10杯近くのダイビングボートが浮かんでいる。
 Nスケが日本から持ち込んでくれた抹茶ラテと日本のお勧めお菓子類、R姐の作ってくれたサンドイッチ
で落ち着く。
Nスケはインドネシア滞在時代から御菓子博士と呼ばれていたが、日本に戻っても美味しい御菓子には詳しいのだ。
 二本目は最近見つけた根を中心に新しい根から根へと散策する。
白色のカミソリウオが矢張りペア。
エンペラだけで50cm近くのモンゴウイカ。
最後の根にもオオモンカエルアンコウが。



嗚呼、もうね20cmクラスのカエルアンコウには飽きてきたズラ。
2cm位のサイズにも逢いたいネ。

 Jettyでのダイビングを終え、そのままTulambenへと一行は向かう。
数日前には波が強くてダイビングが出来なかったと、宿のマネージャーから話。
日没前に夕食を片付ける。
他のダイバーグループがナイトダイブを終える頃、我々は動き出す。
夜間なれど海底の地形と沈没船の形態が大分変わってきている。
翌朝潜ればより一層それが明らかになるであろう。
沈没船から砂地を散歩して夜間潜行を終える。
無論その後は半ダース以上の大瓶ビールビンタンが我々の臓腑に染込まれる。
 翌朝、朝日を拝みつつの潜行。
いつもの場所にはコブダイの群れが整列している。
Nスケが見つけた意外な場所のハダカオコゼ。
沈没船の変形状況は随分なものだ。海に沈んでから約60年。
枝珊瑚も随分と落ちてしまっている。
住処が潰れてしまった為か、魚の数も心持少なめ。
以前の様に豊富な魚が戻るのは年末頃かなぁ。
思えば、我々は最高の時期に潜り始めたのかもしれない。
 贅沢にも日の出ダイブの後は、ビールで乾杯。
そして軽い朝寝。
その後は帰路につくのであった。
明日は、スラバヤから陸路で合流する王子も交えてのJetty・Night, from Beach だ。

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