2015年5月5日火曜日

レクイエム→復活 Jettyダイブ

ま、完全に個人的な事なんすけど。
死ぬはずのない一番若い末娘(雑種)を失いまして、気分は最低になっておったのですね。
予定していた飛行機もホテルも商談もキャンセルして悲嘆にくれておりました。
喪なんて結局は自分で無理矢理に抉じ開けるしかないもんですから、潜りに行って来たわけです。
死んだ末娘の分まで、美味い物を喰って呑んで遊んでイヤラシイ事をしまくり暴れて走って転んでっとな。
生きている内に生きておこうと。死ぬまで生きる!ですよ。







 ドン底に落ち込んでいる私を見かねて救ってくれたバディは、
バリ島サヌールのブルーパラダイスhttp://blueparadise-in.com/という
マヂメなダイビングショップの美しき独身ボス兼、痛風潜水隊教導隊隊長でした。
 07:00にブルーパラダイスを出発。いつものショップはナイトロックス製造マシンが壊れているとの事で、ブルーパラダイスでタンクも積み込む。
ショップに着くと、運転していた私は一服したい。
がっ、教導隊長殿は光の速さで機材をセットしてしまうのだ。
恐らく痛風潜水隊で一番速い。
お仕事抜きのダイビングだというのに流石バディはプロフェッショナルである。

本日4月26日は半月。潮の動きも鈍いはず。
しかし、桟橋には200人以上の釣り人である。
って事は、海中に400本以上の釣り糸が垂れ込んでいる。
互いの装備確認も打ち合わせも何もなし。
教導隊長がバックロールで最初に海に入る。
そのまま潜行を始める。
アレだけの針が海中に突っ込まれているとなると、桟橋の外には出たくない。
それでも海中は裏切らない。いつもの生物が豊富だ。
いつもの生物とはいえ、他のポイントでは一、二匹見つければ十分に満足な生物が豊富過ぎるのだよ。
ひょっとして桟橋に卵が産み付けられたのかと思うばかりに数千匹のハリセンボンの子供が海底を埋め尽くしている。
そして蛸は真昼間から他に憚る事無く逢引しまくり。
二本目で釣り人が少なくなってきた。
チョットだけ桟橋の先に出てみる。
足に何かトントンと当たる感触。
ひぃ!ジギングしてやがるじょ。
私自身は六十分の潜りでも十分だとしているが、教導隊長はそうはいかぬ。
ま、普段お客さんをお連れしているのとは違う故、ここは彼女の自由にさせておきましょう。って事で九十分の御潜りであった。
月末からの四日間連続潜行作戦地は此処にするべ。

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