2015年4月10日金曜日

疼きウズキダイブ作戦 諦めと悟り編

 毎年、沖縄に3400億円が掴み銭で流れる。イージス艦のドンガラ建造費の2倍以上。
もうね、ジェラルド・R・フォード級とかミニッツ級とかを凌ぐ空母を8隻くらい建造して沿岸に持ってちゃったら?基地として。
自称支那人民共和国に流れるODAとか地元対策費とか騒音対策とか思いやり予算とかを全部、
今後20年分位、基地空母艦隊建造&維持費に廻しちゃいなよ。
粛々と。
 




国家百年の計よん。
そうすれば、沖縄の(自称)市民も嬉しいねぇ。
基地関連で金も落ちなくなって平和で安心だよねぇ。
安全保障は国家が国民に行える最高の福祉じゃけんのぉ。
むしろジジババの下の世話よりはコッチに金使えよ。
粛々とな。
それなら消費税20%でも私は悦んで飲む。
大体、私はソーキソバよりは豚骨ラーメンじゃけぇ。

 和製オゴオゴこと 斬込隊長、先週200本を超えた R姐、リーダーを任命されてからリーダーの機会に恵まれていない Dr.茶リーダー、いつもBL妄想に満ちている主婦 Tスケ修士、以上4名の本隊がサヌールを発ったのは03:30。チト私には鬼畜な時間。
未だ暗い05:30に斬込隊長が我々の宿に顔を出した。
どうやら持病の腰痛がモッコリと出てきたらしく、私の部屋で休憩。
♂2名♀3名の隊員での作戦行動となった。
既に海の前で準備をしている隊員達と合流すべく、
昨日“『ウンチ踏む ダイバーは 果報者なり』と悟った丸メロ軍曹と私は共に機材を持って坂を下りる。

 潜る全員に昨日の不幸な出来事を話す。
安全策としてショップからの階段を使わずに、少々離れたレストラン側からのエントリー&エキジットを確認する。
未だ、ショップ側階段付近にはタールボール漂着の形跡が残っている。
最初の潜りは日の出と同時刻。
日の出ダイブだけはどのダイバーも同じ時間に潜る事になる。
時間をずらすとバッファローフィッシュの集会には出会えない。
時間通りでもヘタクソダイバーが蹴散らして集会が散らされている時もある。
先方を掌るリーダーは、極力他のグループと交差しない様にルートをとる事が要求される。
他のグループはスキルも判らないし、下手くそがフィンキックで巻き上げる砂煙の中でぶつかり合いながらのダイビングになってしまう。
この時間に潜る殆どのグループは雇ったガイドに先導されている。
当然ガイドは沈没船周辺を重点的に潜る筈だ。
最初にバッファローフィッシュが集まるポイントへ遠巻きに向かう。
下手くそと言うよりはむしろ自己中心的バカがカメラ突き出して突進して、
折角集まりかけたバッファローフィッシュを追い払ってしまうケースを良く見かけるのだ。
引率者は客であろうと注意しろよ。
他のダイバーの状態とバッファローフィッシュの集まり状態を見ながら沈没船を超えて深場の砂地方面へ。
昇りたての朝の光が入る光景と、豊富な海の生物の鑑賞を楽しむ。
他のグループとは逆に沈没船から南東方向へ遠ざかる方向をとる。
途中の珊瑚群まで、徐々に深度を浅くとりながら移動。
珊瑚群を堪能したらUターン。
起伏のある砂地の窪地で待ち伏せ。
ジッとしていると向こうからバッファローフィッシュの群れが勝手にやって来てくれる。
我々だけで他から邪魔されずに撮影をや観察を楽しむ。
水温30℃以上。

 二本目のエントリーは08:30。
いよいよDr.茶リーダーに先頭を託す時だ。
だが、潜る前から東から西へと流れが出てきた。
流れの来る方向に頭を向けて流されながら狙い通りの船腹部に到達。
船腹内部に潜り込んで暫し流れの収まりを待つ。
無論船腹内部で余裕をかませられるグループは早いもの勝ちの場所取りだ。
Dr.茶リーダーは落ち着いて女性三人をエスコートしている。
このポイントは急に流れが現れても船腹に入って暫く様子を見ていれば収まる事が多い。
むしろ流れが激しい時に大きなナポレオンフィッシュを見かけるのだ。
流れが収まり船尾周辺で生物観察。
全員無事に食堂側の海面に顔を出す。
食堂側の出入り口階段にはインドネシアン・ダイバーが機材を置き、又は準備を行っていて階段を塞いでいる。迷惑この上ない。
私は其の時全員のエキジットを見守っていたので聞こえなかったけれども、
Dr.茶リーダーは引率者らしいインドネシア人に対して「此処は通路なので邪魔にならない場所に移動して欲しい。」と話したらしい。
対する答えは「他を探して上がれよ。」
バリのガイドなら絶対に言わない台詞だもんね。移動するしないは別にしても「おぅ、そぉりぃ」と言う筈だ。
地元は何所でドー繋がっているか判らんもんね。
私も引率者(ガイド)のツラを見たけど、あまり見かけないツラ。インドネシア語の訛りが違う。
成金でダイビングしたり、
大型車に警察車両のクラクションをつけたり、
ソーユー類の他人の迷惑を気にしない勘違い特権連中に、
今更“モラル”とか“マナー”とか全く期待していませんけどね。
日本ではダイビングの初心者は、周りに迷惑をかけない配慮・注意を引率者から聞いて学んでいくもんだけどね。
そう此処はインドネシア。国際的なダイビングのマナーとは遥かにかけ離れた世界があるんでしょうな。
今後、インドネシア人グループが潜っている場所では、不快を避ける為に場所を替える等の対策をして、避けて潜りましょうな。
Dr.茶リーダーは紳士だけど、売られたら歓んで買っちゃうキャラクターが痛風潜水隊にも数匹居りますけん。
あ、ボクは平和主義者ですよぅ。
ウッカリ躓いて転んで、連中の機材の上にウェイトとか叩き付けたりしませんからぁ。

 さぁ、気を取り直してガンガンと午前中に三本目だ。
本作戦最後のポイントは沈没船から御花畑を往復する浅深度コースだ。
浅深度なれども往復で数百メートルのコース。ユックリと移動するので潜行時間も60分超えになる。
個人的には老眼故に幾らマクロが面白くてもドーデも良かったコースだった。
がっ、今は違う。カメラ「豆腐」を手にしてしまうと、肉眼では見えない顕微鏡サイズでモニター越しに見えてしまう。
心の中で再会を願っていた、ニシキホウライウオや全裸のハダカオコゼに会えて満足だったのですた。
機材を洗って干す。
私と丸メロ軍曹の部屋で皆で順番にシャワー。
丘の上でチットはマシな昼食。私は昨夜も本日もカルボナーラ。
此処のカルボナーラはお金を出しても納得できる。

 正午過ぎには二台の車に分乗して帰途に就く。
右折専用車線から強引に直進して並ばない車にはもう慣れた。
慣れたけど、日本人としての矜持が連中の真似する事を良しとしない。
連休ゆえに他府県ナンバーがゴッソリだ。来週はPDIの大会がサヌールで開かれる。
サヌールは来週末も混むのでしょうな。
打ち上げは当然ブルシュケッタのイタリアン。
私は追加でカルボナーラを頼むのだよ。

 因みに・・・海外観光経験のあるインドネシア人が持つインドネシア国内観光のイメージはBahaya,Kotor,Mahal(危険・汚い・高い)なんだって。
なぁんだ、感性は我々外国人と一緒ジャン。

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