2014年8月2日土曜日

断食同調圧力開放記念潜水作戦  作戦三日目

 朝一番の潜行は起床体操の様なもの。
浮上後の朝食の後はチェックアウト。
予定時刻を30分遅れでTulamben を後にする。


Candidasaの何時ものショップへ3台の車で移動。到着時刻は当然30分遅れ。
予定では10:30に一本、12:30に二本目でショップには14:00には到着だす。
ショップは8名のダイバーを一気に運ぶ大型船を用意してくれていた。
船が大きい故に、港まで移動だ。再びピックアップの荷台で「ドナドナ・ダイバーズ」だ。
う~~~みゅ。お船はデカイ。動くエンジンは50馬力が一機だ。
通常なら20分で行けるポイントへ45分だ。
フィンを櫂にして漕ごうかと思ったぜ。
斬込隊長リーダーでジュプン。
かき入れ時の潜水艇が走り回る。
海水温は時々27℃を下回る。

H王子の徘徊カメラより
水面休憩時にポットから暖かい生姜湯や昆布茶の差し入れがアリガタや。
この休憩時に体を暖めておけるか否かが二本目の出来に影響するのだ。
お昼を過ぎてしまったので、季節柄の風が強く、波も良い感じに強烈に起っている。
二本目はブルー・ラグーン。リーダーは私。
コンパスの狙い通りに目的地の根っ子へ。
だが、其処には怪しげなサーモクラインが手招きしている。
思い切って突っ込めば、冷え冷えの海水が体を優しく包み込む。
隊員達も両手で胸を抱えて凍えだすのだ。25℃以下だったかも。
船での帰途は寒さと疲れで全員爆睡。エンジンも爆睡。
何と一時間かかっての帰港。
そして迎えの車が来るまで我々は半時間の立ちんぼう。
通りかかった毛唐ネェチャンが「今日のダイビングは如何でしたか?」っと、
日本の中学校ならば50点程度の発音英語で声を掛けてくる。
私「いやぁ、実に暖かい海ですわ。」っと謙遜。

そゆ訳でSanurへ戻ったのは既に日没後。
借りた2台の車を返して、殆ど其の侭で改装間もないイタリアン“塩と胡椒”で宴会となる。
“妖怪ゴロタわらし”は肉が食べたいってんで「ドラゴンボール」を注文して御満悦。
おじょーちゃん!そいつの名前は「こるどんぶるぅ」だっ。

痛風潜水隊に於ける会話の考察
シツコイ様だけど痛風潜水隊は営利団体ではない。
かと言って、実際のダイビングでは普通のショップの行う事とさして違いは無い筈だ。
では、何が違うのか?それは会話だ!
主に宴会時に発露される。
痛風潜水隊はサービス業ではないのだす。
参加各員に何らかの作業を割り振る事は常にある。
それよりも何よりも、口さがないのだ。
サービス業ではお客に常にポジティブな会話をしなければならない。
「いやぁ、今日の波はチョットだけ大きかったですね~。でも皆さん上手にエントリー出来て素晴らしいですねぇ。」とかな。
それはそれで当然なのである。リピーターの確保も仕事上、大変重要だからにぇ。
んがっ。痛風潜水隊では思った事をガシガシと遠慮も無くオッ叫ぶのであるよ。
「なんでぃ、今日の波はひでぇよ。ダメじゃん。」とか「おめー勝手にブッ転んでんじゃね~よ。」とかね。
今年から入隊された隊員さん達よ、こーゆー会話に負けずに我を出しまくり、オッ叫び返すよーに!心得ておいた方が宜しいですわ。
「よけーなことすんな!ハゲ!!」でも良い。
よおけいなことすんなハゲ!
「おめーは毛深いー。」でも良いのじゃ。
食いまくり、飲みまくり、眠りまくり、潜りまくり、叫びまくる。
そーゆー意味では“社民党が命”とか“大作が正義”とか、ジャンルを問わず、己の個性を知り且つ居直り、その個性をブチ撒けるのですよ。
ヒタスラ無口でニヤつくってゆーのも有りな。
個性のぶつかり合いに全力で立ち向かい合うのじゃ。
だから普段ショップで潜っていた人が、同じ様なものと思って痛風潜水隊に参加すれば面食らうのだ。
っつー訳で痛風潜水隊の会話ってぇのは、心の混浴露天風呂なのだよ。きゃっ恥ぃ~。

1 件のコメント:

  1. 25℃? あったかい、あったかい。
    この間21℃を経験した時、24℃が温泉に感じたよ。

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