嵐がグォングォンと吹き荒れるスラバヤで御座います。
今年のスラバヤは特に酷い荒れ模様ですな。
ポツポツと台風の目の晴れ間の様にビールを出してもらえる店も在る様子ですが。
さぁ、イスラエルの方々には語弊も有れど、気分はミニ・アンネ・フランクって季節がやって参りました!
いつもの売り場から綺麗に消え去ったビール。
ホテルですらアルコール類の提供は極々控え目。
法治上では正式なアルコール類の販売許可を得て居たかもしれないが、
それでもこの暗黒の時期にビールを提供した理由で破壊された店。
最初にその店にクレームを付けて来た兄ちゃん達は
最初から狼藉を好んでいたとは思えない。
因縁を付けて臨時的THRが得られれば幸いネ~って程度だったかも知れない。
んが、何れにせよ店の椅子・テーブル・食器等の什器類は破壊された。
近所で起きた其の事件を知り、己の生業を諦めて、ひたすら嵐の過ぎ去るのを待つ店舗もあった。
あの時、土下座ばりに頭を下げて来た店主。
それに対して、我々は素直に従い豚肉料理を大量に注文し、
持参した包みから貴重なジャパニーズ・アクアを取り出して店から借りたお椀で啜った。
パンチャシラはタンジュン・ぺラックの海底へ…?
ま、イイや、オメーラの国だ。俺の国じゃねぇ!好きにしねぇ。
そんな東ジャワの風物詩でおじゃります。
個人的には、呑んでも呑まなくても、気分次第で酔払いにも素面にも成れるのが特技ですが。
イヤン・ダメ~♪と言われれば攻めたくもなる…そんな男子心・・・
という訳で、今年もスラバヤ某所で執り行われました。痛風潜水隊、恒例「酒豚肉強化合宿」の御報告です。
とある週末、ゴボウのスライスを持った男・葱片を持った男・千切ったコンニャクを持った男・銀杏切大根を持った男・・・
そんな持ち物検査を受ければ無茶苦茶怪しがられるイイ大人達が某所・某密室に集ったのでした。
豚肉料理の数々を、今や御禁制品となった酒類で流し込む。
もしも秘密警察に見つかれば、示談金という名の賄賂を要求されたかもしれない。
印税生活を夢見る、平和な休日を過ごす領事館員が電話で呼び出されるやも知れない。
そんな危険を孕んだ怪しい催し。
弩S氏特製、酢豚の前菜、スラバヤで入手可能な調味料をフル活用したホイコーロー、そして全員が持ち寄った怪しげな物資を全て鍋に投入した豚汁。
某所でヤバイ薬を取引する様に入手した冷えたビールと焼酎。
それらを堪能しつつ、今後の潜水作戦、日本の未来、時事問題、様々な談義に花が咲くのでしたよ。
オジサン達は特別な訓練を受けています。(多分)
良い子の皆さんはマネをしないでね。
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