撮影自体がオデコに装着したヘッドギアで無謀且つイイ加減になされました。
加工ソフト・技術・時間・金銭、そして意思・ヤル気の欠如に拠るものである事を予め言い訳しておきますね。
より美しい品質で眺めたい方は、実際に潜りやがれ。この野郎!でございます。
The Jeti
以前からそのポイントの名前は聞いていた。大体の場所も見当をつけていた。
なにせ殆どの隊員が職業ダイバーではない痛風潜水隊。
あくまでも自己責任のもとで趣味でやっている痛風潜水隊。
ガイド無しで初見ポイントに潜る危険は十分承知している。
では何故、ガイド無しでの作戦計画を企てるのか。
ガイドの雇い方をあまり知らんからである。
だが、10m程度の深さのポイント。
経験豊富で気心の知れたバディと、いつかは威力偵察したかった。
先の五月病争奪杯作戦ではそのポイント近くを船で通った。
その日は日曜日だった事もあり、ポイント付近には二百人を超える釣り糸を垂れる人々。
う~~~む。ナイフかハサミは必携だと感じていた。
そして、とうとうJetiを威力偵察し、強襲する日がやって来たのだった。
強襲偵察要員としてワタクシ事ラブ男、そして弩S体質の将軍しゃまが、彼の地に向かったのだった。
他に帰国を終えたばかりの斬込隊長とR姐も要員に加わっていたのだが、御病気となってしまった故に要員から外されてしまった。
二名分をキャンセルをしたショップには“何か恥かしい病気に罹ったらしいよ。”と言っておいたのは秘密だ。
装備品の点検も入念に行い、早朝にSanur で弩S将軍しゃまと落ち合う。
帰国していた斬込隊長にメール一本で新品ウェットスーツの持込を依頼する・・・。
という鬼畜なワタクシであった。
だが、新品ウェットスーツで初見ポイントへ向かう程の馬鹿者ではない。
あえて今までのオンボロウェットスーツで挑む。
新品だと予想できない浮力の影響も受ける。
何と言っても新品に釣り針が刺さったら、イヤン~
いつものチャンディダサのショップに向かう途中、土砂降りに遭遇した。
だが船に乗り込む時は晴れ間も出ていた。雲間も出ていた。
朝の土砂降りのおかげか、釣り人は少ない。
突入隊員間で入念且つ適当なブリーフィングを済ませ、船上で互いのコンパスで現在位置と進攻位置の確認。
酸素を大目に奢ったタンクを背負い、記念すべき痛風潜水隊としての新境地第一次強襲偵察に突入。
互いのコンパスで侵入位置の再確認。
ハンドシグナルで突入の合図。
透明度は10m前後。
海底にも多少のウネリ有り。
水温は27℃。
海底に漂うゴミと生物の見分けが付かない。
2,3の珍生物に遭遇。
慎重に機材を取り出し撮影に勤しむ二人の突入隊。
それ以外には変化無しの砂地だ。
だが、コンパスを頼りに目を凝らして、いつも以上にキックを緩めての突入は続く。
・・・何と無く気になって(慎重って奴に飽きちゃって)、釣り人がいる桟橋方面に向かう。
って、目指すポイントって此処じゃね???
何やってたの俺達?
今までの俺達ってバカじゃね?
無駄な前知識だけで目的地を誤りオヘソで果てて狼狽する見事なCherry Boysだ。
ヘイ!ボーイズ、狙うはもっと下だぁ~。
こんなんで大丈夫か?!続いてみる?
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