2016年11月26日土曜日

祖国逆上陸 肉欲巡行作戦(しょのヨン)

 ホテルの朝飯である。イチヂカン中尉と07:30に一階の食堂で合流。
最近のビジホの朝食って凄いのね。
バイキング方式なれど・・・お客は全て日本人。
タッパーを手にして食品を詰め込む半島人とか、
 素手でつまんで試食して其のまま食べかけを大皿に戻す大陸人とか、
  食堂の壁紙に粘性の痰を吐きかける中華共産党支配地域の観光客とか、
   全部が皆無・絶無の平和なホテルのバイキング朝食である。
そして"へしこ"ネ。やばい、ご飯がススム。流石はノルウェー鯖敦賀だ!

 09:30に再び敦賀駅に集合の予定だ。
タクシーに乗って駅前で開店している土産屋に寄る。
どうやら"へしこ"は要冷蔵なれど、自己責任で食べるならば常温で数日は持ちそうだってことを知ったのさ。
"うまい棒・福井ソースかつ丼味"4本も購入する。こいつは単なるソース味だった。
運転手から敦賀のストリートに点在する松本零士モニュメント像についての説明も得た。
・日本海側で初めて鉄道の走った街、敦賀。
・その敦賀港が1999年に開港百周年を迎えた。
・何か催し物でもやっぺよ。
・1999年っつー事で銀河鉄道999なんてドーよ?
・あ、それで良いっすネ。そんじゃ、スポンサーに頼んで像を造っぺ。
以上が事の真相らしい。
そう、松本零士は福岡県久留米出身ばい。
ワタくシ的には松本零士と言えば「大四畳半物語」とか「おとこ・おいどん」なんっすけど。
越前蟹ミュージアムとか、そんな銅像とか、ギミックで勝負するならばTDL並でやらないと中途半端じゃね?

 王子の操るBMWは一路近江八幡を目指す。
滋賀県にはヒゲヒゲ・スナイパーにも縁があった。
ジュニア・ハイスクールは彦根。ハイスクールは近江八幡との事だ。
昼に予約を入れてある岡喜本店までには時間もあるし、
ヒゲヒゲ・スナイパーのナニの毛の萌出した地、思ひでの彦根城に立ち寄ることとなった。
中学時代に同級生同士で酒盛りをした彦根城・・・そんで初めて♀(同級生)の♀たる部位を見せてもらったのも夕暮れ過ぎた彦根城だった・・・。
っつーのが、運転席と助手席での会話。
後部座席に陣取るイチヂカン中尉はボーッと妄想中。
車内の彼女は大概脳を八割方休めている。
寄り道&寄せ乳が大好きな私には異論など無い。
ま、築城主の井伊直継さんには何の縁もゆかりもないけどね。
ってか、彦根城って、井伊さん家の謂わば自社ビル・社屋でしょ。
他所様の自社ビル跡
日曜日の彦根城は大勢の観光客で賑わっていた。
500円を支払って社屋跡をのぞかせてもらう。
ヒゲヒゲ・スナイパーが偉人になった暁には、 
 太モモを開いた女子同級生の股間をば、
  四つん這いで拝むスナイパーの銅像が 
   御城の裏手辺りに建つんだろうか。 
    建てて見せてよスナイパー・・・。 
上を見上げれば紅葉。下を見下ろせばお堀の中には濃緑水
同じ緑水でもインドネシアの川的な臭さが無いのね。

 彦根城を離れ再び名神高速に乗った我々が昼のお楽しみ岡喜本店に着いたのは12:20であった。
半年前にNスケ嬢と訪れた時には客は我々だけで、このお店は大丈夫かと心配もした。
だが、今回は日曜日のお昼時、観光バスが数台停まり表の駐車場は満車ですばい。
裏手にも駐車場があったのを初めて知った。
私の遠慮会釈のない御下品発言を警戒したって事で個室を予約してあった。
お昼の近江牛は、タタキ・ユッケ・各部位の刺し身・寿司と生系で攻める事は予め取り決めていた。
自他共に認める肉食系イチぢカン中尉の花道であった。
(奴とは以前にジャカルタで飯を食った。パシフィックプレイスの一風堂。出てきたチャーシュー麺。真っ先にチャーシューだけを全部口に放り込む姿を思い出した。奴独自のラーメンの食べ方らしいよ。)
近江牛の生ナマ・コースってば、アルコール抜きであっても充分に美味い。
予定を外れて寿司二種をお替わりしてしまった。
神戸、松坂に比べてプロモーションに弱い印象ある近江牛だが、絶品だ。
今度生まれ変わったら岡喜本店の住み込み丁稚になってつまみ食い人生を謳歌したい。
王子は近江牛のレトルトカレーやハヤシライス全種を大人買いしていた。
そして、ありがたくもかしこくも我らが王子は近江牛サンドイッチを我ら下僕に一切れづつ下与されたのであった。
この時だけは三人も、近江牛サンドを与える金満幼女誘拐犯を恭しく傅き仰いだのであったよ。
お金かご飯をくれる=尊敬する人ね。ハァハァワンワン。
岡喜本店を離れ、車は、カーナビは、琵琶湖方面を指し示す。ラ・コリーナ近江八幡へ向かうのだ。
一体どんだけの餌付けの旅なんでしょ。
近江平野っつーか盆地に貼り付けられた道路はあくまでも平坦だ。
そしてランドマークが得難い。
そんな県道13号線の交差点、オジイチャマが操縦するプリウスが逆車線に割り込む勢いで向かって来るのだ。
イメージ図
脳活動停止を始めていたらしいイチぢカン中尉が叫んだ。
「ジーサン、ギャクリュウーょ!」
いやいや、いくらジジイでも逆流はしないでしょ。
私達の頭には川の流れに逆行するジジイの群れが浮かんだ。
逆行・逆走・・・。
イイカゲンに・・・続くっすか。

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