2014年10月6日月曜日

सरस्वती & عيد الأضحى 記念 痛風潜水隊特訓作戦

諜報機関がスパイや協力者に仕立て易いのは
恐妻家で家庭第一主義者だそーです。
逆に家族や周りから「S.K.B.」と
諦められている殿方を脅してスパイや協力者にさせるのは
難しいそーです。
さぁ、おにいさん&おとうさんの皆さん!
痛風潜水隊のオヂサン達を見習って
日本防衛の礎となろー!


 前回のリベンジが始まったのである。
http://goutydivers.blogspot.com/2014/09/blog-post_15.html
見事に新入隊員となったA-ラーキー君は全ての装備を買い揃えたのだ。


そして、サービスアパートに併設されたプールで、タンクとウェイト以外の装備を付けて毎日自主錬をしたのだ。
痛風潜水隊にこーゆーマヂメな隊員が他に居ましたか?
はい、特訓なんかしないで呑んでましたね。
面子的にも海的にも余裕のある時にこそ、彼への特別訓練をしてやろうではないか。
一刻も早く一人前以上のダイバーとなって後進へ教える立場にしてしまおうではないか。
そーゆー趣旨の作戦でもある。
ま、本来の痛風潜水隊は教導隊とは違って実戦専門部隊なので、訓練は業者さんに依頼するんだけどね。

金曜日の夜に発着制限しているJuanda Airport から飛んで・・・
 あ”ー、飛び損なって・・・
  前金で押さえたホテルも泊まれずに・・・
   それでも翌朝一番の飛行機で彼はやって来たのだ。
それでこそ、Jawaに駐在する日本人ダイバーである!
今回の作戦参加は斬込隊長、R姐、弩S将軍、A-ラーキー隊員、そして私だ。

 5人で車に乗り込みTulambenに向かう。
何せ、前回の海はA-ラーキー隊員のデビューにはチト厳しすぎた。
訓練と言う意味ではTulambenが最適なはずだ。
参考になってくれる下手糞も沢山潜っている。
風の噂では昨今のTulambenはインドネシア人ダイバーを筆頭にアジアン・ダイバーで犇き過ぎらしい。
あまりにも犇き過ぎなんで欧米ダイバーが退いているとも聞く。
ならば我々も旭日旗が胸に輝く痛風潜水隊制服01式及び02式を全員で着用したのだ。

 二時間でTulambenの何時もの宿に到着。

早々に着替える。その後A-ラーキー隊員へのブリーフィングが行われた。
先ずは、買ったばかりのマスク、其の内側に歯磨き粉をタップリと投下してもらう。
新品はしつこく磨かないとレンズが曇る。
「レンズが曇りガラスになるまで素早く磨け!」
弩S将軍様の檄が飛ぶ。
将軍様は焦っているのだ。
何故か?
全隊員が海に入ってフィンを装着している時に初めて、落ち着いて排尿できる御体質だからだ。

潜行しての斬込隊長指導でフィンピボット訓練。
将軍様は隣で痛風潜水隊風ピボット技術を教導している。

 太陽が出ている内に二本の潜水。

経験が浅い内はどうしても自転車漕ぎになったり、手を使って漕ごうとしてしまう。
手を使わせない為に、左手でゲージを握ってもらう。ついでに左腕のダイビングコンピュータも並べて常に目の前に持っていってもらった。
これで手漕ぎは治まった。
だが、目線は前方にしか向けられないという諸刃の刃だ。

 う~~~ん・・・
長く現地でガイドをしているインドネシア人が嘆くだけあって、増えたインドネシア人ダイバーのマナーは今一つだ。
カメラ洗浄用の水槽に自分たちのウェットスーツからブーツまで漬け込んで占領している。
装備だけは金をかけているのが判る。
Tulambenでカレントフックやフロートにリールまで持ち込んでいる。ってか、見せびらかしたいのだ。
先日もCandidasaを過ぎた峠道で、ランボルギーニ・カウンタック二台がエンストして居るのを斬込隊長が目撃している。
私の通うホテルのジムのスチームサウナ内にも、普段着(スニーカー着用)でi・phonとか携帯を二台位持ち込んで操作している剛の者もいらっしゃる事だし。
さぞかし健康に良いんでしょうな。
其の内に学ぶでしょ。何がアホなのかを。ま、珊瑚を蹴飛ばしたり魚をいぢめる事だけは直ちに止めろ。あと砂を蹴り上げるのな。
プラボウォ風に言うならばコレもソレも全て外国が悪いのだ!そーだよね、きっと。

 そして、夜間潜行訓練だ。
A-ラーキー隊員はA.O.W.資格保持者だと聞いていたが、何とナイト・ダイブは生まれて初めてだった。
ま、多くのダイビング・グループが潜っている最中に必要なブリーフィングを施して、空いた時間に潜り始める。
真面目から来る緊張からか近付き過ぎてリーダーの私に何度もフィンで蹴られていた。
流石に将軍様のようにマスクは狙わないが。
彼は初めての体験に興奮気味であった。
しかも、無事に作戦が終わるまではビールを口にしないと誓っていたのだ。
偉いね、エライね。と言いつつも、ワシ等はビールをタラフク浴びていたのだ。

 朝は日の出の六時に潜行を開始する。
何とか他のグループの前に出しても恥かしくない潜りをする様になってきたA-ラーキー隊員であった。
リーダーは弩S将軍。全員が腰まで海に入ってフィンを装着している時、マスク越しにニヤつく将軍の目を見てしまった。
其の瞬間、生暖かい海水が漂ってくる。
しまった!将軍の放射能弾をモロに被弾した。
てっきり、潜水後にリーダーが先行を始めてから漏らすと読んでいたのに、将軍様は我慢が出来なかったのだ。

 七時過ぎに朝食兼打ち上げだ。
ガヤガヤと賑やかなレストランに全員制服で入る。
後ろのテーブルで盛り上がっていた団体が静かになる。
「イルボンマル!」(日本人だ!)と声が聞こえる。
気にせずにニコニコ全員で朝日と共にビールの乾杯。

 ・・・実はね、私は「ダメ、絶対!のK国」に羨望の気持ちも有るんですよ。
羨ましいなぁって感じる点が二つあるんですよ。
☆K国の隣にはK国が存在しない事。
☆K国の隣には日本が存在する事。
あ~~~~うまやらしっすなぁ。

1 件のコメント:

  1. 下手に相手して「Are You Korian ?」等と馴れ馴れしく話しかけてしまったら・・・
      見事なヘイト・トークじゃん?!

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