2014年10月29日水曜日

世界パスタデー潜行作戦「お家を出てから お家に帰る迄が遠足です。」しょの弐

他国のEEZでこーゆー珊瑚を密猟している。しかも底引き網で狙った珊瑚以外も全て根こそぎ強奪する手法で。
ダイバーであれば海の中がどーなっていうか想像できますな。
こーゆー輩は問答無用。
気化爆弾で爽やかに沈めちゃえば良いんじゃね。
裁判なんぞに持っていくのは公費の無駄じゃ。
爆撃訓練にも良し。
機銃掃射訓練にも最適じゃん。
それとも、国交省の大臣辺りから五星紅旗には優しくしろって命令でもあるのん?

ま、ホウレンゲッキョ党が国交省を手放したくない理由でもあるんでしょうなぁ。


 06:30にSanur のMacに3名が集合した。
丸メロ軍曹の睡眠時間は3時間。
Baliに着いてから柄にも無く書類仕事をしていた私も3時間の睡眠。
一番元気なのは悔しくも将軍様だけであった。
『他人の迷惑を考慮』って言葉は此の国では猛吹雪と同じ位に希少である。
何か知らんけど、歩く会みたいな集団が道路を全部塞いで、ニタニタと省エネモードで歩いていた。
ってか、完全に道路封鎖していた。
障害はそこだけで、気持ち悪いほどに空いた道をCandidasaまで進めた。
 いつものショップで装備の確認。
今回は将軍様が丸メロ軍曹に使っていないカメラとハウジングの下寵というか、貴重な日本酒との取引があった。
痛風潜水隊で耐え忍びながら潜り続け、ようやく200本以上の経験値。
晴れてアンダー・ウォーター・フォトグラファーとなった丸メロ軍曹であった。
最年少の地位をA・ラーキー隊員に奪われはしたが、先輩風を吹かしたかったのに残念そうだ。
今後もブッ飛んだ逸話の提供を御願いしますよ。

 海に出れば・・・全く波が無い。まるで湖だ。
「こんなCandidasaの海は初めてだ!」将軍様が驚きの声を出した。
「ウケケ!A・ラーキー隊員の敵討ちじゃのう。」私も驚きの声を出した。

風も波も無しの鏡面の海をボートは恐ろしく静かに進むのだ。
ポイントに到着。
私のタンクのバルブ辺りからエアが放出しているが、気付かなかった事にする。
初めてJettyに入る丸メロ軍曹の為に、あえて砂地から潜行を始めた。
水温は26~25℃という、私や弩S将軍にとっては今までの19℃とか21℃に比べれば実に暖かい海だ。
クッキリと目視できるサーモクラインに入ると、時々20℃位にはなるのかな。
透明度は良い。15mもあれば御の字だ。
そして、我々に続いてやってくるダイバーの多さにはビックリだ。
潮目の良い時間を皆さん調べているね。
面白い生物が潜む海底を注意しながら進むのだ。
時たま上部を見上げれば外洋種等様々な魚の群れがあちらこちらに見られる天国。
初めて入ったJettyの景色と生物には丸メロ軍曹も大満足なのであった。
当然私はバブを砕いてウェットスーツの内側に忍ばせていた。
 一時間近くエアを粗全部使っての一本目を終える。
丸メロ軍曹はガチガチと震えている。
彼女ば25℃の海水に浸かるのは初めてだったらしい。
しょうがないのでバブ・クールを少し分けてあげる。
将軍様は、海中で行う排尿作業の妨げになるのかどーか知らんがバブを拒否。
 二本目。
将軍様がカエルアンコウ大&中を発見。
波に揺さぶられるホウライニシキウオ。
タコタコ、ホウボウ・・・
彼女は綺麗な写真を撮れたのだろうか。
エキジット時、柱に沿って安全停止中。そろそろ僅かな波も出てきた。
無規則に立った柱の間では小刻みにフィンを蹴って姿勢制御を行う。
彼女から残圧20barとサインが出る。
寒かったからしょうがないよ。
安全停止の時点でそれだけ空気があれば十分浮上可能だ。ってか、私の残圧はもっと少ないぜ。
なのに、それなのに・・・
彼女は、いきなり私の上に位置し、私のファースト・ステージを掴む行動に出た。
んが、下手に揺れに対抗してフィンキックをするものだから私の体をクルクルと回転させている。
うぉぃ!ヤメレぇ!指示棒で柱を突いても良いから自らの姿勢を自分で安定させろぉ~
マジで景色が回って気持ち悪ひ。
彼女はこーゆー場合止めてくれない・・・
諦めて、「出たとこ勝負回転体」といった超変態フォーメーションのままJetty(桟橋)から離れてフロートを打ち出す。
フロートを繋ぐ紐が何処かに絡むかもしれないが今はそんな事まで心配してらんないのだ。
下手すれば桟橋上から垂れる釣り針の餌食になりかねないが止むを得ぬ。
エキジットの後、彼女に何故あーゆー事をしたの?と問えば、「いやぁねぇ、何と無く空気が少なかったから。」とのお答えだった。
打ち上げは
「世界パスタデー」に因んでSanur Jl. Danau Poso の“La Bruschetta Italian Pizzeria”へ。
何と言ってもIndonesia の食事は一期一会だ。
 同じ料理が明日も食せる保障は皆無だ。
  オシャレな内装は金をかければアホでもできる。
   だが、従業員への教育、サービス、そして調理技術・・・
    これらは見様見真似ではできゃしないのだ。
     誰を向いて料理を作り、サービスしているか?
      コレを考えれば答えは・・・
場所はコロコロと店が変わるエリアだ。
この店はオープンしてから半年も経っていない。
そして安くて美味い。
このクラスのクオリティを出せる店はSurabaya には皆無と断言しちゃうね。
Jakarta だって在るかも知れんが絶対に同じ値段で楽しむ事は無理だ。
それもそのはずイタリアン人シェフが2人も居る。
どー考えたって、採算は合わんでしょうな。
どー見たって、そのうちイミグレとかの手入れが入るやも知れんね。
週末はSanur に住む毛唐で満席だし、そーゆー売れる店は余程のコネがなければ長続きしないのがBaliの宿命。
私的に公的に色んな妨害がやって来るんじゃね?
・・・一期一会、諸行無常、栄枯盛衰、以上の理由で、楽しむなら今の内。
「美味しい店が出来たね!」って喜ぶよりも、
「今の内に楽しんでおけ!」って諦めの境地で立ち向かう。後で落ち込まずに済むのだ。
そしてA・ラーキー隊員の冥福を・・無念を晴らす為に呑み&喰ったのだった。
無論、冷えヒエのイタリアン白ワインボトルも飛び交った。
気が付けば、ダイビングにかけた金額の倍が出て行ってた。
それでも満足なのであったよ。
*痛風潜水隊のエンゲル係数は高い。
*10月14日にメニュー大幅に変わっていた。
*翌日もフライト前に3人で呑み喰いしたのだ。

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