2014年1月7日火曜日

サラバ皇紀二六七三年、待てなかったのかょ!皇紀二六七四年 潜水作戦 しょの二

 昨夜は知る人ぞ知る中華料理屋「アロマ・メダン」で美味い物をタラフク食し、ビールも飲んだ訳ですが。


その頃からの土砂降り雨が気にはなっていたんですよ。
いつものショップは酸素をケチってナイトロックス酸素32%のオーダーに対して28~27%でしたね。
ルピア価値がドルに対して下がっているからしょうがないですか。そーですね。

 過っての潜水隊では着替えを全部忘れて潜りに来たツワモノも居たような気がしますが。
その時は、コンビニで着替え用のパンパースを指した優しい隊員も居たっけなぁ。
今回も思いっきり忘れ物をした者が約一名。
それでも何とか時間通りに潜るのであったよ。

ミンパン・テペコンに船は向かうのだ。
この両ポイントは粗毎月の様に潜っている。
以前は、月齢や潮の時間を気にしていた。
無論流れが落ち着いている安全な潜水作戦を夢見ていたのですね。
んが、しかぁし、大自然を舐めてはいけないのですよ。
経験的帰納法に因り得た結果は
『そんなの関係無ぇ。』
なのです。ヤバイ時ゃヤバイ。大人しい時ゃ物足りない位に静かな海。
以前も書きましたけど、一般のショップがツアーで潜る際も、一見さんお断りのデンジャラスなポイントでもあるのですよ。
最近知ったのですが、そういうコマーシャル・ツアーが辿るコースと我々痛風潜水隊が突っ込むコースは真逆なんですね。
其れも理解できる。何故ならば、コマーシャル・ツアーの場合はアル程度お客も満足しないとならない。
って事は、タンク内の空気を消費させなければならない。しかも、安全なダイビングが優先される訳です。
従って、最初は其れなりに安定した海域で楽しんでから、ジックリ&ユックリと状況を見ながら進む訳ですよ。
海中の状況がヤバければそっと戻って其れなりの海域で遊んでもらうって、大人の遊び。
対して潜水隊の潜りは只ひたすら純粋無垢で穢れを知らぬ的な一点勝負なのですよ。
健全な青少年が海水浴にやってきた時に見つめる熱視線方向と一緒ですわぃ。
酔っ払ったオオヤヂがテレビで女子新体操競技を見つめる視線の方向性と同じですわぃ。
いきなりピンポイントに落下。海況がマズければ退散って、有る意味のギャンブル?贅沢?DOSUKEBE一直線?

 で、一本目のミンパン。「海の中はグチャグチャですぜ。」船頭の忠告とは異なり何とか行ける。
否、むしろ静かな海中だ。但し視界は緑色での10mか。
従ってお見せ出来る様な写真や動画は無し。亀が飯食ってたな。今更珍しくも無ぇずら。

 そして二本目はテペコン。
このH王子の使用した大根のデータが全てどすぇ。↓クリックで大きく見えるかも。

な、何ですか、このアンニュイでコッケティッシュでCOOLな潜水は?
潜水時間120秒・・・秒殺ですな。
潜った途端にNスケ&王子に『ア・キ・ラ・メ・ロ』のサイン。と同時に浮上開始のサイン。
キャニオンへ引っ張られて…わぉ!地上の何処にも存在しないスーパー3Dジェットコースターだぜい!!!
私の大根を眺めてもアッという間に20m、30mって海の中に引っ張られるのですな。
こーゆー時はどうあがいても無駄無駄ネ。ひたすら冷静にフィンキックで上昇を試みつつ流れから離れるしかないのですねぇ。
海の中にもヤヤコシイ激流河川や滝が存在するのです。一時的にネ。
まぁ、ダイビング自体が如何に冷静で居られるかの遊びですから。
浮上後はソーセージを膨らませてヒタスラ船頭に見つけてもらうのを待つ。
無事に上がれて何よりの僅か2min の大冒険っつ~か、潜った仲間同士でなければ理解出来ないスリル?
何れにせよ、ヤバければテオリーを無視してサッサと浮上する事をお互いに理解した上でののゲームです。
再び、よひこは真似をしないよーにな。

 さぁ、起きた事は早々に忘れてTulambenに向かう。
その前に最後のマトモな食事をCandidasa のレストランで楽しむ。
此処から先の食事には・・・諦めておくしかないのだ。
 途中に寄ったコンビニで駐車した時。
毛唐ママの運転する軽自動車(車内には幼い娘だけ)が私の車にコツンとぶつけた。
すかさず降車する私。しかも痛風潜水隊専用第三式制服試作衣(胸には燦然と輝く日章旗。日本で着用したら如何見てもウ・ヨ・ク???)を着用していた。
H王子とNスケも様子を見に来た。
毛唐ママは我々を見て怯えた様子でなかなか降りて来ない。
やっとの事で降車して来た。
「気をつけろぃ!そうやってぶつけたら御姉さんの綺麗な車に傷か付いちゃうぞぅ!」
日本男児は米語で鋭く言い放ってニッコリなのさ。
ま、他の国の方ならば小銭をせびる状況かもしれないけど私の車は既に御犬様によって傷だらけなのさ。
何処にぶつかったのかは毛唐ママの車でしか判らぬのじゃ。
毛唐ママは買い物の後でやっとのこと私に謝ってきたぜぃ。

 Tulamben で常宿にチェックイン&ダイビングショップでタンクの予約。
大晦日って事でスタッフ全員が既に酔っ払っている。
そして海辺には先行して潜っている、我が痛風潜水隊のK教導隊隊長率いる御弟子さん達が大勢。
K教導隊とその御弟子さん達は朝から既に七ダイブだそうな。
そして、新年を海中で迎えるらしい。
我々は未だ透明度の悪いが落ち着いた海で早々にナイトダイブを一本で潜り止めだ。
新年潜水?それよりも酒だ!
K教導隊については此処を参照ネ。→ http://www.blueparadise-in.com/
我々にも年越し蕎麦を奢ってくれるって事で、お礼に
白ワイン2リットル、
H王子提供の日本酒1リットル、
Nスケ提供日本の豪華おつまみで勝負をかける。
勝負・・・とは、持ち込んだ酒類とおつまみでK教導隊隊長の新年ダイブの粉砕じゃぁ~って企んだりもしていたのじゃ♪
その辺のレポートはコレを参照ね。→ http://www.blueparadise-in.com/archives/8691
で、まぁ何か判らん内に新年になったらしいですよぅ。


全く無関係ですけど拾ったので意味も無く掲げておきますね。

4 件のコメント:

  1. どぅえーす2014年1月7日 22:05

    28%はダウンカレントを予想したショップの思いやりだね。
    28%ならMax40mOK

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  2. 酸素濃度測定が、あんなに簡素な感じで測定すると始めて知りました。タンクバルブにつなげて測定するものだと思っていました。
    しかし、3分間だけのダイビング初経験でした。
    でも、1分間かけて34mm位まで急速先行しているわけか、もっと一瞬かと思っていた。

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  3. どぅえーす2014年1月7日 22:19

    酸素濃度計も何種類かありますよ。

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  4. 怪しい海中夜行生物もつ2014年1月7日 22:26

    いや~女性ってば、難しいものですな。

    自重によるフリーフォールでは降下がモドカシイですヨ。
    1分以上の速さで落ちたら耳が持たんかも。
    無事に上がれりゃコッチのものよ。
    経験者同士でしか判らぬ経験ですな。
    上手くいったダイビングよりもこーゆーダイビングの方がおもひでに残るかもね

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