2014年1月11日土曜日

あ~どんどん過ぎていくぅ~皇紀二六七四年 潜水作戦 もうすぐ二月。もういい加減に締めたひ。四

 四時間かけて待ち合わせ場所に到着。
H王子&海士長と合流。今回彼らは九時間かけてやって来ていた。
因みに、昨年末の作戦前期ではSurabaya-Sanur 間をH王子は十六時間半かけていた。
飛行機ならば、南米に着いているかもな。


以前と同じ場所。以前と同じ地元のオヤヂ衆が博打に夢中。
その中のオッサン二人が博打を抜け出し、勝手に我々の機材降ろしを始めようとした。
何でもかんでも一方的に車から勝手に卸そうとしてきた。
否な予感がした。
黙って手を出すオッサン達に断りを入れて自分達で準備を始める。

海士長がSurabaya時代にNスケの大好物だったメロンパンを用意してくれていた。
早速私が一つ抜き取りその辺の犬達と一緒に食べてやった。

重要なのは以前に出逢った野良犬♀が元気だった事と子犬を生んでいた事だ。
その子犬を撮影したH王子は其れだけで素晴らしい奴だと言い切れる。チミのカメラとハウジングはこのワンショットの為にこそ存在しる!
犬の事を書き出すとダイビングなんかどうでも良くなる。写真で止めおこう。

 潜っても精々が七米迄、ハグレても西を目指せば問題無し。
私以外の全員が上等なカメラを持ち込んでいるので早々にテンでバラバラ潜行となる。

私のGoProレンズが冷たい海水温度の影響で曇りだした。
さっき陸でハウジングを開けてしまったからな。
そんな時に限って、撮って欲しい被写体が現れる。
カエルアンコウも一箇所に纏まって蠢く。
他の隊員が居れば良い写真が撮れそうだ。
タンクを叩いて知らせる行為も効果が無い。
自分の眼球と脳で見つめるしかない。

ウミヘビって尻尾がヒレ状になっているとばかり思ってた。
このウミヘビの尻尾は完全に陸上の蛇と一緒だ。
傍でジックリ見ているとネズミの尻尾の様だ。
胴体と尾部の違いが良く判る。
ジックリ見ていると私の方へやってくる。
正直、気持ちは良く無い。
撮影はヘッドギアに付けたGoProだ。


これ以上は下らぬ文章よりもH王子&海士長の作品を張りまくっておきますな。






 一本のタンクで二ダイブ。
ダイブの終盤から又雨が降り出した。
冷たい海水(でも25℃)に浸かった体にはキツイ。
動かないと冷えてしまう。

 機材を積み込んでいる時に、
相変わらずJawa語とBali語の入り混じりで博打に打ち込んでいた、
地元おやぢ連中の中の一人が領収書を出してきた。

この件について、一つだけ。「日本に生まれた事に感謝」だ。
敢えて此れ以上のコメントは割愛。

 気を取り直して、昼食だ。
せっかく日本から戻ってきたのに
「食事はインドネシア料理以外でおながいすまふ。」
と言ってたNスケ嬢もこの地では逆らえない。
他に無いんだもの。前回は食事抜きヌキだった。

 海峡を隔てたBnyuwangi とGilimanuk の名物と言えばAyam Betutu だ。
Bali側のGilimanuk の方が砂糖を味付けに加えず、より辛い。とも言う。
より美味い。とも言う。但しそう言うのはBali人だが。
NナンバーやDKナンバーの車が停まっているレストランで肝試しだ。
4人分で十分お腹一杯になる様々な香辛料で煮込まれたチキンと御飯。
それに十分な量の茹でた緑野菜に茄子。
二つのマンコにはタップリの、サンバル・ジャワ(?)とサンバル・マタ(此れはBali独特)。
マンコって読んで、うろたえる者はチャンとインドネシア語を調べなさいです。
決して、痛風潜水隊のブログだからマンコって連呼している訳じゃないです。
嗚呼、まんこ、マンコ、MANGKOK!
インドネシア関連のブログで良かったね。
辛ひでふ。何かもうね、一同無言。
無言+荒い息遣い。
今迄食べた辛い物の代表といえばLombok のタリワン料理。
ただ、其れは唐辛子中心の辛さだった。
Ayam Betutu の辛さは唐辛子だけではない。
クローブや胡椒、それにBali 側では山椒もタップリ加わるのだよ。
それでも何とか食べ終わった。
一仕事をした後の様だ。
昼食を摂ったって気分は無ぇ。
今此処に吉野家の牛丼特盛があれば昼御飯で平らげる自信があった。
4人で飲み物を入れてRp.124.000-
漸く、ふざけたダイビングフィーと釣り合った気分だ。

スラバヤ組と別れて再び北ルートを走る。雨だ。
30分程走って、一軒のダイブショップに立ち寄る。
全然知らないショップ。だた単に車を停められたから立ち寄っただけ。
其処でもタンクレンタルが出来るらしい事が判る。
ついでにお勧めのポイントも聞けた。
機会を作って潜りたい。無論、最初は謙虚にガイドをつけての御勉強ダイブだな。

宿泊って言うか仮の宿。ネット価格でングラライ空港の利用料位だ。
この写真は宿のHPから。実際には土砂降りだった。
仮の宿って言うのは、あくまで体内に溜まった窒素を抜く時間稼ぎ&休憩だけ。
料金に込まれている朝食も摂らず、早朝の道路が空いている時間にSanur へ帰還だ。

 そして、作戦に参加した隊員全員が無事にお家に辿り着いた。
お家に帰るまでが遠足です。
実に良く遊んだ。その証拠に、帰ってから二十四時間は完全な屍状態であった。
今年も沢山遊ぶじょ。その為には健康管理と体力維持だ。膀胱の容量って増設できるかな。

写真提供 H王子 海士長 他諸々

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