2018年10月17日水曜日

神無月同窓作戦(しょの弐)

消費税が10%決まりぃ~?!って衛星放送のNHKが一生懸命に馬鹿な日本人に刷り込ませようとしているけんどぉ。Netで眺める官房長官のコメント全部では最終決定でも何でも無いつってんじゃん?コレって大々的なNHKによる洗脳じゃん。
それよか、消費税10%に大賛成している経団連って何なん?上武大学教授田中秀臣先生に言わせると今の時点で消費増税に賛成している輩は「不勉強か、無知か、悪人」この3種類にしか分類できんと言ってたじょ。それよか、野党の消費増税に反対するコメントを、次の参議院選挙まで覚えておいた方が良いんじゃね。消費税に反対なのか、政権に盲目的に反対なのか。
二日目。
日本国内の移動だけで大変だったT・ナカオレ隊員を加えて6名でいつものショップへ。
何か尻軽嬢が自分のダイコンをホテルに忘れてきたらしい。
王子のWダイコンか、Tスケ嬢のWダイコンが有るけんど・・・Tスケ嬢のWダイコンの一つを借りるらしい。
昨日は、いくら何でもボートに乗るまでの時間がかかり過ぎた。
まぁ、今回はT・ナカオレ氏の準備で彼は時間が掛かるやもって、彼の方が準備早いやんけ。
彼こそは未だ20本未満の真のビギナーやぞ…。
本日より、日本で買ってきた170°広角レンズのGo-proモドキをカメラの上のライトの上に装備してみた。
動画も画像も最高のものでセット。まぁ、お値段なりに期待はしていない。
オリンパスのTG-4はマクロでは私の様な初心者には良いけど、ワイドは…私の様なバカには使いこなせない…クソなカメラなんだもん。




だが、↑の通り新調したパチモンGo-proも海中1mまでしか使えぬ代物やも知れん…。いつもの様に取説を全く読んでいないけど。
1本目は昨日海上から確認しておいたJetty。クレーンを積んだ工作船は桟橋を離れている。
そして昨日に引き続きヲランダ人ジョッシュ以下4名と豪華なボートはシェアなのであった。
行き先は我々が決めるのも同じだ。

平均海水温度は28.7℃。そりゃそうだよね干潮に向かってんだもの。
桟橋の北東から南西に向けての流れ有り。
ダイビング期間が空いている、しかも今日は耳が抜け辛いかもと言っていたT・ナカオレ氏に注意を払いつつ潜り始める。
尻軽はNスケ嬢に任せた。
う~ん…T・ナカオレ氏・・・沈めず・・・海の流れに~♪
彼に別れを惜しむかのように手を振って、海底に降りた他のメンバーに「待ってて」と合図。
ライトを灯しつつユックリ浮上に入る。まぁ、T・ナカオレ氏ならばリカバリーしてやって来るでしょ。
そんな気で居たらT・ナカオレ氏、自力でアゲインストの流れの中でやって来た。

私の使っていたウェイトを一つ彼のBCDのポケットに突っ込む。
 全員と合流。今度はNスケ嬢と尻軽嬢が何か揉み合っている…モミ合っている…ウフッ。
Tスケ嬢は私に「ヤメトケ」って合図している。事情が見えぬ。
…ここで説明…
尻軽嬢は特殊能力の持ち主なのである。
我々と同じ装備の状態でキレイに普通にフィンキックすると…バックしてしまう特殊能力。
フィンピボットをしてもらうと、頭を海底に付けてキレイに体を伸ばしたままの状態でフィンを上げ下げ出来るのだ!
そしてスネ呼吸?フトモモ呼吸?とでも言うのだろうか、フィンを付けた足を常に動かしていなければ死んでしまうのだよ・・・。
この能力が、世界を、地球を、そして我々の飲み会のネタを救うのだった。
で、そんな様々な此処では書けぬ、実に様々な一身上の理由でウェットスーツの両膝の裏に1kgのウェイトを隠し持って居るはずなのだ。
…説明いじょう…
そして、今目の前でモミ合っている妙齢のご令嬢が二人…。そーゆー趣味の方々なのか?チョット混ぜてよ・・・。
Tスケ嬢が尻軽嬢の腹部、BCD前部を私に指差す。
…あ”~!!!!!この娘、ウェイトをしてないじゃん!
ダイバーにとっては水着のおパンツ無しで混雑した市民プールに飛び込むようなものじゃん。
よくもまぁ沈めたものだネ。彼女の両膝裏のウェイト2kgで此処まで沈んできた訳なのか。
ふ~みゅ。私のウェイトは使ってしまっただよ。
だが、幸い此処はジェティ。茹で卵に男女の上下下着にスマホ、果ては人骨まで何でも揃う便利な桟橋の下である。
手頃な石を尻軽嬢の高級BCDに突っ込む。(確か昨日も突っ込んだような気もする)
工事しているだけあって周りを見渡せばソコソコ新鮮な鋼材の破片がピチピチして転がっておるもん。
丁度私が使っている無線キーボード大のL鋼材を発見。持ち上げてみると…私の片手では持ち上げられぬ素敵な重量。
ウププ、タンクに縛ってやろうか・・・ボルト穴は見当たらぬが・・・。
探した重石とNスケ嬢が渡したウェイトで尻軽が奇跡の復活だ!(Nスケ嬢は昨日も彼女に渡していた気もするが)
自身の高級BCDに汚ったねぇ石を詰められながらも、それを理解していない様子で無表情に微妙なフィンさばきでホバーリングをしている尻軽嬢。
ソレを保護者の様にウットリと見つめるNスケ嬢。
怒った様な諦めた様な表情で小姑風Tスケ嬢。
既にダイバーとしての感を取り戻してイイ感じで中性浮力をとって待機するT・ナカオレ氏。
王子は相変わらず我々よりも高度をとってRAVENの如く舞っている。(王子のウェットスーツが白ならアルバトロスだな)
ソレが可笑しくて爆笑している私。あ、そうだった、今回も私がリーダーやった。
どうせ後半エアを使っていけば尻軽嬢は浮いてくるだろう。散策しながら手頃な重石でも探すかな・・・。
幸い、我々とジョッシュのチームしかこの海域には居ないようだ。尻軽がモクモクと砂煙を巻き上げても・・・我々のメンバーが泣くだけだよ。
モタモタしている内にジョッシュ達も潜って来ていた。
私ゃ形ばかりは先頭をとっているけれども、手頃な重石探しで忙しいんだわ。
解んねーだろーなー。ジョッシュ達が見つけてくれた柱のカエルアンコウよりも重石を探す私の心境・・・。しかも、ビジネスで潜っていねーし…。
















工事で桟橋の浅場南西部にテトラポットと石を積んだ影響なのか浅場は視界が無い。
そこでターンして深度を浅くして柱観察。尻軽は、結構なヘビーウェイト状態だからイケルでしょ。
以前は折角BCDに入れた石をダイビング後半で勝手に棄ててポラリス・ミサイル二号を犯らかしていた。
(本人に聞いても、何でそうしたのか分からない。むしろ何で私がそんな些事を尋ねられているのかが分からないって感じやったな)
気付かずに突っ込んでおけば棄てんでしょ。
心配なのはNスケ嬢の介護である。日本からわざわざやって来ているのに初対面に近い尻軽嬢の介護をズ~っとやっているように見える。
楽しんでいるだろうか。

無事に全員で浮上。この時に尻軽嬢が勝手に浮上していたら…
潜っていた深度は知れているけれども2本目も明日以降のダイビングも止める腹積もりで居たから尚更嬉しいね。

ボート上で発覚。ってか、ボート上で尻軽嬢が装着しそこなっていたと思われるウェイトベルトを探そうとしていたら、
彼女…ショップから既にウェイトを持ってこなかったんだと。
ボートに乗る際に私が確認していなかったのかって?知らねーよ。んな事。
私も皆も自分の身銭で来て潜ってんだもん。
ソーユーののお世話を欲するならば絶対にお金を払ってショップに行くべきなのである。
この辺は絶対に譲れぬボーダーだね。
ってか、自腹出させてショップのサービス迄やらせるのって、ショップへの冒涜じゃね?オメーが犯れよな。って~事だよ。
水面休憩のボートで
憧れのモルゲッソヨを演じるRAVEN王子

後から上がってきたジョッシュ達に2本目もJettyで潜ると宣言。
だって…他のポイントじゃぁウェイト代わりを探すのがメッチャ面倒なんだもん。
T・ナカオレ氏が持ち込んでくれた栃木名産のトチオトメ・クッキーが美味い。
ジョッシュに何故に同じポイントで潜るのかを説明する。
彼は快諾してくれた。
そして、BCのポケット一杯にコレクションしていた釣りのオモリを差し出して、尻軽嬢のBCDポケットに突っ込んだ。(ってか、どんだけポケットに入るんだよ)
私は疲れた表情で佇みたがっていた尻軽嬢に、ジョッシュ達へのお詫びとお礼に日本からのお菓子を渡すように促した。
クッキーを気に入ったジョッシュはボートの備品のトンカチも差し出してきた。
私は彼女にお礼のクッキーを追加で渡すように促した・・・。

ボート上にあった予備のウェイトを含め、尻軽嬢は結構なオーバーウェイトである。
潜行時のスピードには目を見張る物があるであろう。鼻を噛みっ放しではなかろうか。
ハドソン川に沈められるマフィアの裏切り者的心境が味わえるのか。
だが、これも任意(自己責任)団体で潜るサダメであるよ。潜るのも潜らないのも誰も強制はしない。
2本目。平均海水温度29°
先程とは変化を無理矢理につけて桟橋の先端の岩根を廻る。
何か色々居た。居たから後方に伝える。そのまま同じく後方に伝達すれば良いのだが…伝わっているのだろうか。
Nスケ嬢が甲斐甲斐しく尻軽嬢の手を差し伸べて、それらの生物の存在を伝える。
尻軽嬢はニコンの裸カメラを片手で構えてNスケ嬢に差し出していた。
…絶対に初心者過ぎる彼女に速攻でカメラを勧めた極悪人がこの世に存在している。
福島原発事故時の菅直人に匹敵する戦犯が今この時もノウノウとテレビの前で鼻をほじり屁をこいて安穏と過ごしているのだ。
(私個人の偏見と勘違いかも知れん妄想)
土器製造を発明しかけている連中に自動小銃と実弾を与えし輩と全く同じやんけ。
そして、ダイビングという棺桶に尻軽嬢の片足を突っ込ませておいて、彼女にセンスが無いと知った時点で我々の隊に押し付けた輩が…。
(私個人の偏見と勘違いかも知れん妄想)
拾って連れてきた子犬を、懐かないからって理由でダンボール箱に入れて川に流しすように、『スラバヤの流し台の三角コーナー』と呼ばれている痛風潜水隊に放り込んだ輩が・・・。
(私個人の偏見と勘違いかも知れん妄想)

















2本目も何とか無事に終了。

打ち上げは イカン・バカール・ムティアラな。王子よりポン酒とスコッチウィスキーが下賜された。

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