2018年9月3日月曜日

火山島大地震ゴヤンゴヤン潜水作戦(しょの参)

3日目
この日はインドネシアの独立記念日なのですね。
Jetty の工事も休みと違うやろか。ならば行ったろか。
そんな気分であった。
んがっ、いつものショップのヲランダ野郎ジョッシュはニヤリとした。
「Hey, 昨日ミンパンでおマンぼ~が二枚来てたぞ。」と。
Tスケ嬢のおメメがおマンぼ~。
ん~まぁ、ミンパン・テペコンに行くのに潮の状態は悪くはないのか。
デンマーク人の◎ンコ兄ちゃんは既に客とおマンぼ~探索に向う準備をしている。
で、その話に乗った。
ウ◎コ兄ちゃん達は昨日ミンパンに現れたおマンボ~の先の先を読んでテペコンに向うらしい。
我々はその先の先の後を読んでミンパンや!


そりゃまぁ、潜っても出逢えぬ可能性は高い。
何つったって我々が眺められるのは精々が半時間強よ。
対するおマンボ~は何時でも何処でも好きに通りすがれるのよ。
しかーっし、潜らねば出逢えぬ。
コレもまた真理な。

1本目ミンパン
昨日のおマンボ~二枚の話が出ていたからか、どう見てもおマンボ~狙いのダイバーを載せた船が数杯、既にミンパン海域に浮かんでいた。
透視度は15m。平均水温25.5℃。
目玉の中におマンボ~を泳がせているTスケ嬢と、打ち合わせをしながら装備を身につける。
Bali島側の浅めの棚地から外洋にユックリと向う。

 スケベ心を隠しきれない我々は少々深めの25m~20mあたりで深海域を睨みつつ移動する。
外洋に出てみれば、時折期待の冷水塊が上がってきているやんか。
外洋を回り終えたら昨日も見たけどナポレオンが。そしてアゲインスト気味なウネリも来るやん。シャッターは諦めた。
だが、おマンぼ~は居ないのね。

ボート上での水面休憩。
淹れてきた珈琲をポットから飲む。このポットもそろそろ買い替え時やな。
海上には先程よりも多くのダイビングボートが兵どもの夢を載せて浮かんでおる。
平均26℃に満たない海水とは云えども休憩時間にはラッシュガードも脱いで体をお日様に当てておきたい。
Tスケ嬢のラッシュガードが海に落ちた。「ほぅ、ヤル気お満々やね。」感心したのも束の間。彼女は慌てて引き上げる。
何だよぉ、捧げるんじゃねーのか。
テペコン側からウ◎コ兄ちゃんことジェイコブ達を乗せたボートが西に向かってやって来る。
すれ違う際に、ぬぁんと兄ちゃんはハンドサインで『おマンぼ~一枚』と送ってきやがった!
チィ、裏の裏が表に出たんか…。
ダイバーもある意味では性根が釣り師に似ている…。
Tスケ嬢にさっきのラッシュガードを海に流せ。と懇願するも拒否された。

2本目ミンパン。
オチッコを我慢していたTスケ嬢は海中でしちゃうそーな。
今度はBali側棚地下部に鎮座する根の所からジックリと深場を攻める。
DECO?知らんよそんなもん。
ダイコンのリセットボタンは何の為に有るか知っているよね。
透視度は先程と変わらず。海水温度は平均で26.6℃。
最大深度29.7mけ。
こんな処に一匹だけ。


深度を取る分、潜水時間は半時間ちょい。ってか、外洋側を抜けたら1本目よりも外洋側へ押し出す流れが激しかった。
よって、流れん逆らわずに浮上に転じたのね。海をナメたらいけんけねぇ。

この夜も静かに速攻で寝てしまったのだ。
明日は飲み会やし。
A嬢がジュゴンに似た彼氏を紹介してくれるらしい。

先にも書いたインドネシアの独立記念日。

昨今は見かけなくなった日章旗がインドネシア国旗に並んでいるのをとある田舎で見かけた。コレはコレで感動するやんか。インドネシア、仲良くやりたいよな。

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