2017年2月14日火曜日

乳帯日記念潜水作戦

 欧米でも日本でも反国家的報道が巷に溢れている此の昨今の世界の中で・・・
嗚呼!遂に此の麗しきブラジャー記念日に潜る日が来ようとは。
日本のワコールが制定し、現在は日本ボディファッション協会が実施せむ日。
日本ボディファッション協会ってば何ですか???
ウェブサイトを開いてみれば・・・
【もっと知ってほしい下着のこと】って、あ、別にいいです。
男の子は何と無く”そんなん”が在るって程度で騒げれば別にソレ以上はいいです。
【画像自粛】
ってか、問題は中身でしょ?!ま、実際には何が詰め込まれているか判らんけど。

 連日の雨々。果物なんて地の物はダメでしょうな。
唐辛子に限らず、米にしたって小さな食料難っつーか、お得意の売り惜しみが始まっていくんじゃねーかな。
っつ―事はルピアが元気になる要素は中々無いね~。
そんな中、新調した圧力ゲージを試したくて、K教導隊長と車を走らせたのさ。
サヌールを出た時には未だ雨が降っていた。バイパスを北上したら路面・・・乾いてんじゃないのさ。
いつものショップに着く頃には雨は降ってないの。
そりゃぁ、怪しい感じの雲はあったけどね。
K教導隊長にしたって今日は仕事を離れたプライベート・ダイブよ。
互いに潜りまくる気が満々なのね。
船頭はその道30年っぽぃベテラン爺だ。
ボートは言わずと知れたJettyへ向かった。
ステキな雲っすね
 ま、良いんじゃね?っつ―感じの海な。
流れも波もウネリも無い。鏡面仕様な海面。
既に数グループが潜水を行っている。
 バックロールでエントリー。有無を言わさずに即潜行。
潜行・・・透明度がぁぁぁ!無ぇーじゃん。
多分1m先までしか見えぬわぃ。
所が桟橋内部は・・・悪くねぇ。
何なんですか?


そして、桟橋の柱には早速黒々としたカエルアンコウが。

一時期居なくなっていたけれど帰って来たのかな。
頭上には1mクラスのアジの群れが立ち並ぶ柱を上手に避けて疾走している。
K教導隊長と互いに見つけた生物を伝えながらの潜水デートじゃっ。




何処かのスキンヘッドガイドが海底から2m程の柱に佇む生白いカエルアンコウの存在を教えてくれた。


そうよね、武士は相身互いよね。



何故だ!何故に人間の死体よりも心惹かれるのだよ。同じ死体なのに。


そんなこんなで60分。
以前ならエアが漏れ出していた頃に差し掛かる。
様子を見たいのでK教導隊長に「ワレ浅深度ヘ上昇ス」と伝える。

特にゲージ異常表示も、エア漏れも無く浮上する。
70分の潜水であった。
プライベート潜水のK教導隊長はもう少々海底を楽しんでから浮上する。
今回出逢えたカエルアンコウは7匹。
一体何処に行っていたんだろう?
しかし、ここ一年近く冷たい海に出会っていないなぁ。
雨季が無事に終わってくれるかなぁ。

 カルフールで買っておいた小洒落た菓子パンと、
挽いて直ぐにドリップで淹れた濃厚アラビカ豆汁で休憩。
場所をブルーラグーンに移してもらう。
いつものショップの黒ボートも停泊中。
今日のショップのガイドはヨーロッパ系。しかも、かなりマイナーな国の出身だ。
今日は金黒ヘアーの通称ウン○兄ィが率いている。
我々は悠々とタンクを交換する。
私の方は210bar に対してK教導隊長の方は既に120bar・・・。
エントリー時から私のオクトパスの使用を提案するが、そーだよね、この海域って大勢のガイドが入っているんだよね。
下手に顔見知りにソーユー光景を見られたら、
完全無欠にプレジャー・ダイバーの私ならイザ知らず、
彼女の場合は後で何を言われるか判らんよね。
ボート上で手早くコースを打ち合わせて潜水を開始する。

青くなったり

赤くなったり

海中に降りてきたら真下にヒメオニオコゼ。
コリャ、幸先が良いじゃないの。

そして姫チャンの隣ではスポットイールが捕食中よ。


クリスマスの時には見逃したオオウミウマ2匹に挨拶。
奴ら増々彷徨せる馬に成りきっていやがる。



いつもの岩根にはハダカオコゼ。白が二匹に焦げ茶一匹。




そんで黒の親子風味なカエルアンコウ。



K教導隊長にも知らせたけれども深度とエアーの関係で涙を飲む彼女であった。
オヂサンの息で良かったら吸っておくんなましよぅ。




何だかんだで50分近くの潜水であった。
コマーシャル・ダイバーならば完璧じゃん。

 ショップに戻りウン○兄ィガイドと英語で情報交換。
ウン○兄ィガイドだって母国語は英語からは程遠い言語だ。
英語を母国語にしない者同士の英会話って、私が中学校で学んだ英語にそっくりで聞き取り易いんだよな。
ドロップオフのJepun側の緩やかな傾斜面&水深18m辺りにオレンジレッドとブラックのRhinopias が並んで居たらしい。
実に美しかったそーな。
ぐひっ、次回はソッチ方面を重点的に探索じゃっ。
とは言え、アノ辺りも流れが複雑にぶつかるイヤラシイ場所なんだよなぁ。
お客さんを連れてのダイビングでは悩む所なのかもなぁ。
ま、私ゃ自分で潜るけどね。
ウン○兄ィガイドにはジェティにカエルアンコウが戻ってきている情報を流す。
やはり彼もここ数ヶ月数匹にしか出逢えていなかったらしい。

 簡単な昼食を摂り、Sanurの某ホテルのジムでK教導隊長と一緒に入浴よぅ。あひっ♪
その後ワルンナゴヤってお店で夕食っすな。
日本の方が調理してくれていた。
何か申し訳ない程に安くてボリュームがあって美味かったずら。

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