観光国っつっても、あくまで結果的に観光客が勝手にやって来る方が断然カッコいいんじゃね?
観光以外の産業が先に有りきであって、わざわざ観光客にオモネルのは鳥肌が立つんだよね。
“郷に入れば郷に従え”なんだわさ。さもなき輩は侵略者やん。
観光客何ざ、受け入れ側で選ばせろっちゅーのよ。
フランス式左翼思想かぶれの私なんぞは、『皆でオモテナシ』とか胡散臭くて、ミミッチくて、特に平時に“皆で”っつー台詞が大嫌いなんすけど。
ダイバーがあまり居ない内にブルーラグーンへ入る。
昨夕からカメラの練習とメモリー消去に余念のないイチヂカン中尉は、今日こそはビシバシ撮影するんじゃ!と張り切っている。
その張り切りをナビゲーションにも流用してもらいたいけれども、全くヤル気なし。ナビに関しては私に任せる気で満々だ。
透明度は10m弱。海水温度は28℃以上。
先ずはドロップオフ近くの根に潜むオレンジバンデッドパイプフィシュを狙って向かう。
途中の水深6mでもう中尉は居ない。潜り開始から未だ5分も経っていないんですけど。
他のダイバー・グループを率いているローカルガイドが「チミの相方はアッチで迷っているよぅ。」とハンドシグナルで教えてくれた。
あ”~~~~もぉぉぉ!放置する訳にもいかないんで、チビチビと引き返す。
奴が私を見つけて全速力でやって来る。
パイプフィシュにはとりあえず再会。
そこから南方、昨日の根へとユックリ移動。
けれども、白の全裸ハダカオコゼとかヒラムシとかも見つけているから、進歩もしているよね。
暫く自由にさせてからジグザグを描きつつ浅瀬方面へ向かう。
浅瀬で再び迷子になりかける。
過ってのH王子と一致だ!
しかも、M属性では中尉の方が上手かも知れぬ。
はぐれまいと私に付いて来るのだが、いかんせん近過ぎる。
よって、何度も私のフィンで頭を蹴られているのだ。
潜行開始位置ピッタリに浮上する。
海面では多くのダイバーがこれから潜ろうと準備中だ。
二本目はジェティ。
緑の濁りは相変わらず。
以前に大地に飲み込まれたウミヘビと同じ種類がウロウロ。
ジックリ観察するとウミヘビってオメメが大きいのね。
観察に飽きて振り返れば赤のカエルアンコウ。
多少ウネリも出てきたけれども、それでも桟橋の柱に沿って浮上出来た。
今宵は再びブルシュケッタでイタリアン。イタ公オヤジの新作デザートも美味し。
そして、驚愕の明日を迎えるのだったよ・・・。
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