油性マジック(細)で記入若しくは該当箇所に○やチェックを入れて下さい。
私はRp.7,000- で購入したSNOWMAN Permanent Pen 細書きで記入しました。
基本的な制作構想では、あくまでも“貴方のバディの為”です。
貴方自身が意識不明になった状態でのバディの負担軽減の為に考案されています。
意識不明の貴方自身は確りと覚悟を決めるだけです。
な~~に、迷う事や怖がる事は無いです。
病気や怪我なんていうのは行き着く先は治るか死亡の二つだけですよ。
所持者本人の心得
「当国では認識票の表記内容を完全に理解し処置する医療機関ばかりでは無い事」を十分に理解して下さい。
下記条件が揃わなければ認識票は有効に活用できません。
① 所持者が認識票に正確な情報を記入してある事。
② 所持者が認識票を所持している事。
③ バディが認識票を見つけ出す事。
④ バディが緊急連絡先に連絡出来る事。
⑤ バディが医療機関に認識票の記載内容を正確に伝える事。
⑥ 医療機関がマトモな医療器材と医療知識を持ち且つ正しい判断で正しい処置を行える事。
繰り返しますがインドネシア(特に我々がダイビングをするエリア)では⑥が一番危惧される事項である事も認識して下さい。
不明な点は各自で医療機関に確認してみてください。
記入方法
バディが読み取って活用しますので英語でも日本語でも構わないとします。
英語の方が活用出来得るケースと日本語故に活用出来得るケースが想定されます。
此れは、当にギャンブルであり、自己責任で言語を選んで記入して下さい。
Name:
パスポートに記入されている形態が無難でしょう。
Blood Type:
A, B, AB, O, を絶対に一つだけ記入、SとかMは面白いけど不可。RH: + か - を記入。
輸血が必要な時に役立つかもしれません。
欧米先進国では無条件にO-をぶち込むらしいですが、此の国では当てにならんです。
適合血液のストックが無ければ其れまででThe Endです。
輸血用血液は購入するか、等価交換方式で入手します。
健常な付添い人が献血をした分だけ交換とか購入ですな。
Date of birth:
年・月・日の順に記入です。例 2013年1月5日→2013 01 05
Contact No. Indonesia & Japan:
インドネシアと日本の其々緊急連絡先電話番号と連絡先との関係を記入。
此れが此の認識票のキモです。
此の情報を元に悪意の第三者から“オレオレ詐欺”に活用されかねません。
故に各自が記入する方法を採用しました。
Allergy:
Yes, Unknown, No, 該当箇所に○若しくはチェックを入れる。
空欄にはどのようなアレルギーかを記入する。
この際記入するアレルギーとは花粉とか尾根遺産とか卵とか女房とかではないです。
“Penicillin” の様に救命現場で用いられる医薬品へのアレルギーです。
詳しくは掛かり付けの医者に確認してください。
不安、若しくは判らない場合はUnknownにマークして下さい。“マトモ”な医療機関ならば検査確認をします。
“マトモデナイ”医療機関ならば、どれ程アピールしても完全無視で処置されます。
Medicine of Habit:
Yes, Unknown, No, 該当箇所に○若しくはチェックを入れる。
空欄にはどのような常用薬かを記入する。
この際記入する常用薬はボラギノールとかバイアグラとか威可王(デミデロン)とかオパーイ増量の薬ではないです。
血圧関係か血糖関連若しくは血液サラサラ系の薬とかを常時服用しているケースが挙げられます。
心臓系の薬は通常のダイバーであれば…まさかね…無いかと。
詳しくは掛かり付けの医者に確認してください。救命処置をスムーズに行える事を目的にしています。
不安、若しくは判らない場合はUnknownにマークして下さい。“マトモ”な医療機関ならば検査確認をします。
“マトモデナイ”医療機関ならば、どれ程アピールしても完全無視で処置されます。
Life Suport Treatment:
Yes, Unknown, No, 該当箇所に○若しくはチェックを入れる。
本来医療現場では非常にお金のかかる脳死(植物人間)状態での生命維持を望むか否かの意思表示に使用されます。
“マトモ”な医療機関ならば其れに沿った処置が行われるでしょう。
“マトモデナイ”医療機関ならば…あえて請求金額の膨らむ方に持ち込んでみたりと、まぁ何でも有りでしょう。
不安、若しくは判らない場合はUnknownにマークして下さい。
後は連絡の付いた家族が勝手に決めるでしょうから。
普段から家族には優しくしておきましょう。
決してバディに決めさせないで下さいです。
Date:
記入日を書き込んで下さい。
Signature:
サインです。
記入が終わったら財布に入れて常(特にダイビング時)に携行して下さい。
緊急時にはバディが貴方の財布を漁ります…フッフッフッ
いやぁ、アレコレと医療機関に確認して書きましたですが、
領事館や日本人会で何故こーゆーカードを配らないのか?って疑問が少し解けてきましたです。
記入指導の際には結局インドネシアの医療現場の、地域格差とか時代遅れとかの現実的暗黒面を全面に曝け出さざるを得ないんですよね。
友好・友愛的上品さをモットーとする機関・組織では出せねぇや。
当然ですが認識票が必要な事態になった際は日本領事館にも必ず一報を入れる事。
医療の交渉は担当の医者に行う事。
一番は此の認識票を実際に活用せずに済む事ですな。
もつ
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