2013年7月6日土曜日

六月末無乾季抵抗潜水作戦

そんなこんなで月末にベテラン隊員と共に逝って来たですCandidasaのミンパン&テペコン。
ングラライ空港に着き、独占的ヤリタイ放題タクシー・カウンターでは早速「ガソリン代が上がったからね。表示通りの料金ではダメだよ。このオヂサンが今から思い付く価格でチケットを買いなヨ。あ、釣銭はチップだかんね。」ってな相変らずのホスピタリティ溢れる歓迎ですわ。値上げするならするで看板位は用意しておけよ。

所でシンパン・シウルは地下道が出来て渋滞も解決したように見える。んが、スムーズな合流を好まぬインドネシア人なのである。ロジが出来ても使いこなさないとな。ついでに空港からバイパスに繋がるロータリーの設計者は縛り首にしてもお釣りが来るレベルだ。
(ッチッ!お釣はチップだった!)
施工者の中にも止める奴が居なかったのかよ。せめて誰か工事を始める前に教えて遣れよ。そんな、ニュー・シンパン・シウルが誕生しておる。流石はアミューズメント・アイランド・罵詈バリなのである。
車はングラライ将軍の名を冠したアスファルト製オフロードを北東に進むのである。
 何時ものショップに着き、注文していたナイトロックス32%の自己チェック。ほうほう!世知辛い世の中に44%の酸素を奢ってくれているなんて…涙が出るぜぃ。感激しつつも次のタンクをチェックすれば22%ですか!そーですか!それでもナイトロックスですね。ハイそーですね。何時ものショップは何時ものショップなのであった。


 先ずはミンパンへ潜行。どうしても頭の中ではミンパンやテペコンが街から西の方角に勘違いしがち。それは恐らくTulamben で潜り過ぎた所為だな。
我がコンパスは潰しの利かないハードウェアショップ『ACE』の車コーナーで150円位で求めた球形コンパスなのだ。ただし、その10倍以上の価格のダイビング・コンパスよりもレスポンスが速いのだよ。
一応購入時にマトモなコンパスと誤差を確認したが、印刷のレベル程度の誤差なのである。
まぁ、数度の狂いはあまり意味が無いしな。
 で、一本目はミンパン。このポイントでは某ベテラン隊員2名がダウンストリームに巻き込まれて一瞬で40mオーバーまで引き摺られたと言う、危険な流れも出るところだ。50m近くにまで引きずりこまれ、BCDにエアを放り込んで流れに逆らい浮上したらしい。あ“~怖。
潜行後に気付いた。前後左右上下みな海。もう少し潜れば海底が見えるかもしれぬが、どうも深場に流されているらしい。大人の玩具的コンパスのみを信じてポイントへ到着。どうも今回の乾季にバンジール(洪水)の原因は未だにホッカホッカなインド洋の海水だそうですが、案の定20℃前後を覚悟した海も30℃前後の生暖かい海でありんしたよ。生温く一本目を完遂。
 二本目はテペコン。ここも生温い。生温い強流が数秒おきに3Dで向きを変えて襲ってくる。一応二本のダイビングでは大きなモンゴウイカとか見るべき生物が居た事は居たのだけど、本隊の目的はデカイ回遊魚。そしてオマンボウなのですよ。しかし、回遊魚自体が少ない。少なめ。ソラリアのメニュー写真と現実位に少なめ。残業して有休を使って、はるばる日本から一日近くを費やして潜ろうって方には今回の状況ではお勧めしない。そんな海なのであったよ。コレだけ暖かい海になってしまうと真面目に珊瑚は大丈夫なのか?珊瑚って育つまでに数十年もの年月がかかるんでしょ?って、インドネシアで眺めていると数年で元に戻っている様な気がしますが?あ、それって公表してはいけない事なの?フィンを蹴り捲くった足はパンパンなのであった。

 今回の一番の発見は打ち上げに使ったSanur のインドカレー屋的ワルンなのであったじょ。

恐る恐る入ると中は地元の女の子グループばっか。安い。美味い。一品でRp.20,000-しない。ハラルマークが出ているのにビールもあるのだ!我々が襲撃した時はビールが無かった。弩S魔導師隊員がすかさず近所でビールを購入してきたが。何の事は無いマルタバを応用した各種ナンを用いたカレー屋なのだ。それもそのはずインドネシアの彼方此方に在るマルタバはインドから来たものだからね。で、今回も画像も無しにスレタテなのであった。っと言うか、何処かのバリ観光向けフリーペーパーだかに、例によって例の如く(ミス・Kリアの如く)にフォトショップ全開での魅力的修正済写真があったから、ソッチで十分ジャン!

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