2016年10月7日金曜日

今年も後90日目記念潜行作戦

https://jakartashimbun.com/free/detail/31625.html
スマートフォン用無料ナビアプリを開発、運営するWAZE(ウェイズ)モバイル社はこのほど、世界38カ国・地域235都市の車運転環境に関する調査結果を発表した。都市別の渋滞度ワースト10では、インドネシアからジャカルタ(ワースト2位)、バンドン(6位)、スラバヤ(7位)が入った。「最悪」はフィリピンのマニラだった。
惜しかったね!インドネシア~。




 交通事情に其の国家、若しくは其の地域の人々の知性の一片が表されている。
一度ハンドルを握ってみれば或る程度は判るはずだ。
頑強なEgoism Design のエンジンが唸る。
Focus Free (集中力皆無)と言う強靭な足回り。
分割払いコーティングのシャープなボディが輝く。
1ミリも揺るがない、絶対他者任せの甘美なステアリング。
ビジュアル・ステルシーDirection indicator
そんな車両が、あらゆる論理的整合性から解放された道路を走行している。
そう、警官が居なければ皆がリアル・アクション・ヒーローに成れる素敵な社会なのである。
価格の高い車は優先され、運転テクニックは皆無っつ~実に判り易いシステムなのだ。
交通マナーやエチケットに関しては他人任せ主義者だらけっすな。
将来、車両の自動運転化がコモディ化すれば、そーゆーワースト国の方が先に自動運転化を完了するんじゃね?
先進国は人間が運転できる道路が多過ぎるからな。

 日曜日の早朝に三名が落ち合う。
機材を車に積み込む。
K教導隊隊長、某公務員から華麗な転身を図ろうとしているH脱公僕イントラ、そんで私(紙パンツ壱号)だ。
Hイントラと私は偶然にも同郷なのであった。
否、同郷と呼ぶには高校卒業以降大して戻っても居ないので私自身は怪しい。
其れに比べて、Hイントラの故郷に対する愛着心、何よりも故郷をより盛り上げたいという熱意を持っているのだった。
偉いね。観光で地元を盛り上げたい。その情熱。
不肖私から申し上げるとしたら、観光客皆さん来来姿勢で攻めれば競合してしまう。
むしろ、観光資源・設備・サービス体制を整えた後に、敷居をメチャ高くして欲しいっすな。
どうせ成るなら、愛想の良い割りと何処にでも居る娘よりは、ツンと清ました超美人の方がエエよな。
 堤防に先日爆発した高速船が停められているPadang Bai の海は全く波無し。
爆発時には足が千切れた被害者も居らした。さぁ、明日の被害者は誰だ!?

 お天気は晴々。
ボートに乗り込む三人。
K教導隊隊長から「何処に潜りましょうか?」と問われる私。
聞くだけ無駄よ。
「テペコン?」と、鼻を穿りながら私がイイカゲンに応えるのは目に見えておる。
Jettyも良いけど、初めてのBali、Padang Baiからの出向で、あのゴミ塗れ・時々魚の死骸が転がる状態を見せるのも気が引けるわな。
よって、一本目は順当にJepun となる。
二本目と三本目はBlue Lagoonの西側と東側だ。
K教導隊隊長は常識を弁えておるネ。
私ャ、常識乗越えを常に好むからなぁ。

Jepun
 ボートの上からも海底が眺められる。
水温29℃、透明度は15m。流れウネリ皆無。
無論、K教導隊隊長がリードし、私は二人のオシリを眺め係を司る。
これからプロのガイド&インストラクターを目指すと言うH脱公僕イントラは、
K教導隊隊長にピタリとストークして彼女のテクニックを得ようとしている。
流れの皆無な中、深度を浅めに移動した時に目の前を鮮やかに流れていく生物・・・クラゲやん。
アッと言う間に無数のクラゲに囲まれてしまった。
亀が出て来た時には、露出した肌のアチラコチラでチックチクとなる。
急いでフードを被る。
それでもレギュを咥える口周りにチクチクとした痛み。
ま、痛みは無視するに限るネ。












Blue Lagoon 西側探索
 ボートでの休憩中、私の口から吐き出る毒舌でスッカリ私がドS体質なのがバレてしまった。
水温は深度20mでも28.5℃。透明度は15m以上。
此のポイントは、アクアリウム派好みだよね。
南の珊瑚礁♪ってイメージを楽しんだりするなら外せないよな。
スれちまったオヂサンとは対象的な世界だぜ。
海中の原宿やね。



















Blue Lagoon 東側探索

 ボート上で食事をして和む。そろそろ満潮時を過ぎて潮が引き出す時刻だ。
3本目ともなれば他のボートは引き揚げていくのでダイバーも少なくなる。
K教導隊隊長はH脱公僕イントラにオレンジバンティッドを見せるべく何時もの根に案内している。
そんじゃぁ、私はオオウミウマと言う、♂にとっては悲しい運命を背負ったタツノオトシゴの捜索に向かう。

何つったってオスは、メスに犯されて体内に卵子を押し付けられ出産させられるさだめなんだぜ。
私がオオウミウマなら、やはりオオウミウマっぽく存在するに違いないな。
嗚呼・・・犯されちまったっす。
俺、産むっす。
もー適当でイイっすよこの人生。・・・ってな。
今回出会ったのはメスらしい。
しかし、体表に藻が付着する程に動かないってドーユー生活してんだ?
いくら当地がスロー生活だっつっても、体表に苔を付着させたジジイとかは流石に見かけないな。
フォロー気味の流れの中、ドロップ・オフを北東に向かう。
先行する二人の周囲の海況がヘンテコリンに見えた。
吐き出すバブルが一度下方に向かった後に細かく潰れて二人の体を巻いている。
ホヤッ?こりゃぁお懐かしい、乱海流じゃね?
K教導隊隊長より異常を示すシグナルが出される。
あーコリャァ戻った方が良いですな。
戻る時にはさっきまでの流れが逆になっている。
まぁ、行きも帰りもフォローの流れなら楽ちんですけど。
K教導隊隊長が浮上予定地に先行していたボートを呼び寄せる。
K教導隊隊長の話では水圧が上下左右前後から押される様な引かれる様な、不思議な感覚だったそーな。
新鮮な飯!







最後の流れがチト怪しかったけれども、天候にも恵まれた潜行作戦なのであった。

 しかし、中華系ダイバーが増えたね。全員が支那狂惨党独裁国からだとは言えないけれども、
ボートで休憩していると福建や北京の言語が飛び交っていた。
ガイドも中華系が随分増えたと感じますなぁ。

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