2016年9月27日火曜日

もうね、今年の乾季は諦めたズラ 潜行作戦

日本人の階級社会を表す一つの分類法

☆NHK受信料を支払う奴隷階級。
☆その受信料で美味しいモノを食べ、受信料を下請けに振り分ける階級。
☆受信料から開放されて自由を勝ち取った成功階級(Liberator やね)。







 本日のダイビングを終えて機材を干し、
  風呂に入って、
   ワンコと散歩して、
    今頃に思い出した明日朝の社内会議の資料を編集し、
     夜飯を喰ったのさ。
      んで、何気なくテレビを点けNHKを流す。
NHKスペシャルってユーんですか。「縮小ニッポンの衝撃」なんつー下らぬ番組ですかね。
以下NHKのHPから
今年、100年近い国勢調査の歴史上初めて減少に転じた日本の人口。
一極集中が進む東京でさえ、オリンピックが開催される2020年には減少に転じると予測されている。
誰も経験したことのない人口の急降下の時代を生きていく私たち。
この先にはどのような未来が待っているのだろうか。
地方では、今のままのインフラや行政サービスを維持することができないことが明らかとなり、
それらを積極的に縮めていく動きが加速。
東京都23区の中にも独自の予測によって人口減少が将来の財政破綻につながりかねないと対策に動くところも出てきた。
地方と東京、それぞれの最前線のルポを通して、縮小していくこの国の未来図を探っていく。
・・・人口が減ったら道も家も鉄道も大きく使えるやん。身の丈に合わせて楽しく暮らせるやん。
こんなん制作側の意図で暗くも明るくも、ドーにでもなるんじゃね。
何で『日本はダメダメっす~』的な番組制作が好きなんすかねNHKは。
はぁ~人口が増えたら増えたでドの道、食糧難やぁ、学校が足りん~、とかのネガティブな意図で制作すんでしょ?
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日本からT・NAKAORE隊員が久しぶりにやって来た。
それなのに前日夕方から待ち合わせ直前まで、乾季の此の時期にありえない土砂降り、大雨なのだ。
Sanur Paradise Hotel 駐車場で待ち合わせ。久しぶりの出会いは「アケマシテ・オメデトウ」からなのだ。
そのくらい久しぶりなのだ。

 日本に帰国して大出世したT・NAKAORE隊員が車と運転手を手配してくれた。
我々が乗ったAPVは途中、道を間違えながらもCandidasa方面に進む。
進んでいたら、Kusamba村辺りから再び土砂降りだ。
朝っぱらから高級自転車の乗って集団で交通ルールを無視していた姿形だけの自画撮りサイクリング集団よ、ザマァ…なのだ。
ついでに此の時期にノコノコと観光にやって来た連中もザマァ…あ、T・NAKAORE隊員も御愁傷様ヤネ・・・。
しかし此の雨、異常過ぎる。
バリ島東部に自生するサボテンも根腐れするのではないかと思わせる勢いだ。
最近爆発した観光船の出港地Padang Baiを通り過ぎたらバンジール(洪水)なのであった。


私が自らハンドルを握っていたら、間違いなくUターンして部屋でパソコンを開いてYou Tubeでダイビング動画を見つめて満足して不貞寝するレベルだ。

 土砂降りのダイビングも日焼けとか気にしなくて良いんじゃね。どうせ濡れるんだし。
・・・等という私の考えとは裏腹にT・NAKAORE隊員には別の思いが有るなんて考えていなかった。
彼は前夜から冷凍庫でキンキンに冷やしたビールを用意してくれていたのだった!
しかも当地では貴重な日本のつま味も用意してくれていたのだった!
嗚呼、何とまぁ、私の浅はかさよ。
良いではないか、ピーカンの太陽の下、ボート上で嗜む冷えたビールとおつまみよ。
うぉい、雨止めよ。
我らの願いがかなったのか、いつものショップに着いたら・・・晴れだした。
結局Sanurに戻るまでの間、晴れちまった。

 T・NAKAORE隊員に希望潜行ポイントを訊ねたら、「Jettyを知った以上は今更他に興味は無いっす。二本ともジェティで。」との御返事。
そーゆー訳で晴れかけた空の元、ボートは桟橋を目指すのであった。

ポイントに到着した。いつもの様にバディ・チェックは省略。ココでヘマをすれば後々でネタにされる。自己責任で装着。
海面は、週末の夜になれば援助交際を希望する女子学生が何気にスポンサーを立ち待ちしているMonimen Kapal Selamの側を流れるブランタス川状態だ。
具体的には、泥緑色のヌタヌタした海面だな。
構わずにバックロール&即潜行開始。
案の定、泥緑の層は海面から数十cm で透明度12-3m程の海に変わる。
振り撒くった雨がゴミで埋まった川から流れ込み、その汚い層が海面に出来ているだけだ。
海水温度は29℃。
少々ブランクがあって自前のウェットスーツも乾き切っているT・NAKAORE隊員の着底を待つ間に獲物をパシャリ。



何時もよりユックリ目で先端部の根を見て回る。




30分近くかけて漸く桟橋内部へ。








桟橋内を先端から1/4程度で徐々に浮上して行く。
流れが無いので柱を丹念に観察し、桟橋内で浮上。
釣り糸を確認しながら桟橋を離れてボートに上がる。

 Oh!スッカリ晴れ渡った空になっている。
遠く南西部には未だ雨雲が見える。
こりゃぁKuta方面は未だ雨だぜウケケッっと毒を吐きながらのボート上、T・NAKAORE隊員が持ち込んでくれたビールで乾杯。
ホテルから出る時は凍っていただけあってウ・マ・イ。
当にビールの味だ!ウウミュ・・・ダイビングの休憩にビール・・・素敵なアイデアやん。
禁酒法で議論している此の国の国会議員にも飲ませたい。
禁酒法が決まれば決まったで、大いに喜ぶ闇世界だって在るだろうにネ。
煙草だって一箱Rp.50,000-になったら、遥かに安い奇数枚に別れた葉っぱが出回るだろうしな・・・。

 カンカン照りでカラダも乾き、二本目に突入する。
海面は何時もの青さが戻っている。
雨季の強烈な日照りで海面が暖められた為か波が立ち始めた。
海中は・・・当然と言えば当然なのだが一本目で海面に漂っていた濁りが雲の様に塊を形成して漂っているのだった。
よって透明度は雲の外で10m。雲の中で1~0.5m。カメラ上部に固定したライトを灯す。
先月ワイド照射タイプ買い替えた奴だ。
桟橋内部を進む。T・NAKAORE隊員も遮二無二に追尾している。
こんな悪状況でも生物は確りと普通に生きている。




ゴマモンガラだって何処をドーやって視認しているのか、平然と飯を探して食っている。
被写体には事欠かない。
何と無く『嗚呼、それでも民進党に投票する奴が存在する訳だ。』と独りで無意味に納得する。
ワタクシ的には、今まで民進党・旧民主党に投票した者はオデコかホッペにマル民と入れ墨しても良いんじゃないかと考えているがね。
余談が過ぎた。
 桟橋中程のブッ壊れて宙吊りになっている小さなブームまで進んだら濁りの激しさにギブアップだ。っつっても此処までで既に50分は過ぎている。

後は雲の隙間を選びつつ柱の観察で浅深度へ向かう。



一本目と同じ要領でボートへ。

 運転手さんに運転を任せ、晴れた道をSanur へと戻る。
SanurでT・NAKAORE隊員と別れ、隠れ家への途中でK教導隊長宅に立ち寄る。
彼女のお昼寝中を襲撃して、先週スラバヤで行った懇親会の際に求めた御土産を渡す。

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