だ~か~ら~“海の記念日”は7月20日だろーよ!何なんですかハッピーマンデーって。バカじゃネーの。
乾季中の雨季に入っている訳の判らぬバリ。
ブルーパラダイスのK教導隊長とYogjakartaに滞在する大和撫子L子建築士と行ってきちまった。
L子建築士は2年ぶりのダイビングだ。しかし309本も潜っている。
彼女の10年前から使っている完全に手作りなログブックが凄い。
今日の出港の地Padang Baiは朝の08:00だと言うのに小波がバシャバシャと暴れている。
う~む。良い感じだ。ボートに乗っても“海に出たよ感”が感じられるやん。
何処で潜るか?K教導隊長が目で私に尋ねて来る。
私は腕組みを解かずに即座に答える。
「こんな日はテペコン?」
無論、即座に却下される。ほら、女性から「何を食べたい?」って訊かれる様なもんじゃん。
小刻みな上下が気持ち良いボートはブルーラグーンに一番乗りで停泊じゃっ。
小波にざわつく海面越しに眺むれば海底が丸見えやん。
K教導隊長のクライアントであるL子建築士は二人でマスククリアとかハンドシグナルとかを確認していたけど、私はサッサとエントリーしてお戯れに入るのだった。
ふ~みゅ。陸上よりも遥かに澄み渡った空間が其処に在るのだよ。透明度は20mを超えている。海水温度は29.8℃。もうね、海水温度とか乾季中の雨季とかね。此処の季節は無くなったんだよ、きっと。
先日K教導隊長が見つけたホウセキ・カサゴ赤。その傍にはクリーム色の全裸オコゼ。
全裸な裸オコゼが各色数匹。
K教導隊長と二人っきりならば、間違いなく長時間の潜水であったろうけれども、実際には真面目な潜水時間、且つ正しい手順で浮上する。
私はホウセキ・カサゴに出会えれば本日の潜水の目的の殆どを終えた様なものなのだ。
狙う生物に出会うにはポケモンGO 的な感覚なのだ。ポケモンGOと言えば「スカートの中にポケモンが逃げたんで」とか「女湯にレアなポケモンが居たから」って盗撮で逮捕された後の言い訳が絶対に出てくるよね。
水面休憩中にL子建築士が船酔いをしてしまった。こりゃ海中の方が絶対に安定するってんで二本目はJepunへ。
ポイントの近くでは潜水艇オデッセイが海上で乗客にブリーフィングを行っている。
あんなの、密室の中なんだから、潜水しないで音響と窓に仕込んだモニターでも何とかなるんじゃねーの?「ほぉら、大王イカちゃんだよーん」ってな。
実際には真面目に水深18m位を潜航していた。
我々は沈船を巡り順調に移動する。
紫がイイ味を出している |
こいつは未だ2cmもないのだ |
撮影したらピントがボケていると勘違いし易いのはオトヒメウミウシだぜ。
その時、私のカメラのハウジングに海水が浸入している事に気付いた。
まぁ、カメラ本体も防水やし、何とかいけるやろ。
ホレ、ハウジング内浸水後の無理矢理写真だぜ。
どーして丸まるのかは未だ定かではないらしい |
問題はレンズを下に向けると下半分が濡れた写真になってしまうやん。
・・・私も、カメラを潜らせずにネットを漂う画像や映像で満足しておけば良かったっすね。
三本目はドロップオフからブルーラグーンへ。
ドロップオフの壁面に穿たれた横穴ではゴーストパイプフィッシュの子供が一匹。体調は5cmを僅かに超える程度。尻尾もオレンジと言うよりも黄色だ。
こんな時にライトがあれば良く観察できる。ライト前部には生物を驚かせないカラーフィルターが有れば尚良いのだ。
前回と色の異なるオオウミウマ(タツノオトシゴ)が静かに佇んでいた。
そっと、オレンジの光を当てると口が透明っぽい白だ。全身は小豆色と薄オレンジの縞模様。
前回は全身がダークカラーだった。
ツマジロオコゼが逢引中だったので、日本のCharlie Hebdoを目指す三文雑誌「文芸春秋」っぽく突撃インチキ取材を敢行してやったぜ。
写真も無いのに書くなって?
詳しくはコッチでな。http://www.blueparadise-in.com/archives/15320
ダイビングを終えての一息中、L子建築士より「株を始めてみたいんだが、どやろ?」と相談を受ける。
私は「証券会社を始めるなら賛成。」と言っておいた。
大体“証券会社”ってなんかカッコ付けた名前が誤解を与えるんだよね。
何が証券マンや?胴元の若い衆でエエやろ?
正直に“賭場胴元会社”って名前にしなっつーのよ。
そんで、株の売り買いするのは飼い慣らされる側の人々やん。やっぱ、始めるなら胴元っしょ!飼い慣らされたアホ共が大儲けしようが大損しようが、必ず儲かるのは売り買いで手数料を抜く胴元じゃん。
尚、その後カメラは無事だった模様。次回洗ったハウジングで再度特攻する予定だ。
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