2019年11月14日木曜日

日本・新嘉坡 合同飲食作戦 in Singapore しょの壱

芸術は物乞いだったんすか!
今日本で最強なのは、アイヌ&オキナワ出身を自称する両親から生まれた、表現の自由を愛するエセ芸術家(元売春婦 or 応募工)なんだね。
最強の妬み・嫉み・ヤッカミを持ってしまった負け組。

桜を見る会で非難するなら、日本外務省在外公館主催の天皇誕生日のパーティーはどうなんよ?
海外在住日本人も招待される者とそうでない者の基準だって適当だよ。
個人的には数年前まで私も招待を戴いていた。で、皆さんが天ぷら・刺し身とかのブースに行列をなして群がるのを眺めていたね。
で、ついデカイ声で言っちゃったのよ。「いやぁ、我々民間人も公費でタダ酒・タダ飯にありつけて光栄ですなぁ。」と。
まぁ、その話を密告しちゃった輩も出てきてそれ以来招待はないわな。
実際に招待を受けなかった在住邦人の中には妬み・嫉み・ヤッカミをグダグダ仰言る方もいらっしゃるのも事実だな。
私的には公費で喰らい呑むもんなんて全然楽しくはないがね。自腹で好きなモノを飲み食いした方がよほど気楽よ。
日本でも展示会に出展していると、インドネシア国の政府機関から半強制的に飲食会に誘われるけど、逃げ回っておるわ。
せっかくの日本帰国やから好きなものを飲食したいやん。
公費での食事会っつ~のは主催者のためにこそ、存在してんの。


 10:15ジュアンダ発シンガポール行き。
バリやジャカルタへ行くよりも安いチケットを握りしめる。安物航空には安客が似合うのだよ。
何か無駄に手荷物のセキュリティ・チェックの多いJuanda Airport。
きっとレントゲン検査機のセールスマンの腕が良いのだね。
ノン・アルコールのラウンジでキッチュなコーラのみで時間を過ごす。(この国際線のラウンジの唯一の取り柄は専用喫煙所のみだ。)
搭乗したら、ひたすら眠りたい。目を閉じて眠る。
安らかに目覚めのリフレッシュ感の為に・・・30分でこのささやかな希望は後部座席のクソジジイに破壊された。
後ろの席の良い歳したオヤジはスマホを取り出して何かニュース動画を開いている。そのうちにゲームを始めた。
ゲームの妙に規則的な効果音が私の気持ちに喧嘩を売ってくる。
負けじと手前の客はタブレットを取り出して中華ドラマを流しっ放しにする。
多分高級なスマホをお持ちなんでしょうよ。高機能なタブレットを見せびらかしたいのでしょうよ。
どちらもさぁ…イヤホンとかってモノを知らないのかね。持ち合わせて居ないのかね。
いやいや知らないのは他人への気遣いで、持ち合わせていないのは"恥""公徳心"でしょうな。
そう言う国の、そう言う客層が乗るんだと諦めるしかない。2時間少々で文明の地に入る。
それまでの我慢や。此処は穏便にね〜。って、気分を鎮めるために今この文章をマナーモードのスマホに打ち込んでいる。
嗚呼、ああ、ボリュームを上げやがった。頃す。もう個路す。
振り向いて、我が耳を指して日本語で「URUSAI SINEYA」。
安物航空の乗務員に言っても、安物国発の安物航空でコモンセンスは売っていないのだね。
次回からは、私のスマホにもコーランとかの音をメモリに仕込んで大音量で鳴らしてやんよ。

 安物航空機は期待に沿わずに、第2ターミナルに到着した。
既に3時間以上前にチャンギー空港に到着しているはずのNスケ嬢は私の期待通りに第4安物航空専用ターミナルで私を待っていた。ひひひ。
そして、8月に一緒に潜ったJ君はキチンと第2ターミナルで私を待ってくれていた。
早い処、入国したい。しかし、入国が一番スムーズに出来る第4ターミナルではないのだ。
テクニックを要する第二ターミナルだ。
F1グランプリ見物にやって来ている欧米人や日本人が多く並んでいる列を素早く探して入管の列に並ぶしか無い。
別に、私はレイシストではないが、何となく入管での取調べ時間が長くなる風体の方々の後ろでは、いつ入国できるか判らぬではないか。
仮に30人の列だとする。一人に3分かかれば90分待ちやん。平均100秒だとしても50分待ちだよ。
並んだら並んだで、暇だ。実に暇だ。
最前列の人物の服装や風体を観察して入管を抜けるまでの時間を予想する遊びでもするしか無いやん。
私の予想は大して外れない。アジア人ならば、観光ですぅ~的な見た目が小綺麗身な日本人には時間をかけずにポンっポンって直ぐにスタンプを押している。
所が、如何にもコッソリとガッツリと出稼ぎしてやんよぅ的人物には200~300秒は時間をかけている。
暇なのでスマホのストップウォッチ・モードで時間を計っている。
そして、大概が予想通りに別室へ連行だ。嗚呼、もしもインドネシアの入管や税関の別室(禁煙)のテーブル上の如くに
灰皿とその上に乗った火の点いたタバコの存在が当たり前に許されるならば、別室行きも悪くはない。
「おお、なんて素敵な部屋なんだ!」って声を上げてから私も一服~。(私も風体上は別室行きには慣れているネ。)
が、シンガポールでは入管別室で一服は無いな。
  『インドネシアからの贈り物』、煙害が漂う中で、J君とNスケ嬢と合流。J君の運転するドイツ車は一路ビールが待っているアノ丘を目指す。

ここまで来ると風の向きが変わったのか空以外は煙ってはいない。

ビール来たぁ。Nスケ嬢には初めての体験だ。
いきなりクライマックスだ。

このビールを、この空気、この風、この景色の中で飲むためだけに、彼女も無茶苦茶な日程で大阪の変な国際空港からやって来ているのだ。


よ~く考えればダイバーも同じやね。別に獲って喰らうためでなく、おマンボゥを、ジュゴンを、ハンマーヘッドシャークを探し求めるんやから。
痛風潜水隊の創立の意義、面白くないモノを面白くしようや。が此処に在るのだね。
たらふく呑み且つ喰う。ビール2リットルが既に私の喉を通過している。
そしたら、J君・・・もう次の夕食の予約入れていた。
そのまま夕食というのもお腹が辛いやん。
よって、お向かいの植物園(Singapore Botanic Garden)で散策することにした。

ぬあんと、入場料は無料よ。インドネシア側からやって来た私には信じられぬ。

インドネシアなら、国民は幾らいくら。外国人はその十倍とかの入園料を取るのが普通の感覚になっているのだった。
シンガポール初の世界遺産にもなっており、日本統治時代には昭南植物園と呼ばれた歴史のある植物園である。
やはり、インドネシアならば外国人は2千円からの入園料をボッタクるのが普通やんか!
それが、無料なのである。此処に煙を贈り続ける隣国との違いが在る。
ビールをガンガンと体内に摂取したNスケ嬢は、化石化した大木に蝉のようにしがみついてパワーを貰っている。決して酔っ払いぢゃないよね。
樹木上をリスが駆け巡る。某国ならばよーく火を通してリス・サテの屋台が出てそうだ。
アレはハラルなんかね。
この近辺は超高級住宅街らしい。血統書付きまくりのワンコが散歩されている。
ワンコが散歩する街は良い街だ。
J君と散策を続ける。Nスケ嬢はお腹をすかせようと我々の後方で色々怪しいステップとかスキップをしていた。
スキップの拍子に彼女の靴が茂みに翔びこんだ。
アレレ、って言いながら茂みを素足でつついて靴を取り出してた。そんで再び履く。
30秒も立たずに彼女の足はダニの餌食となった。自然は偉大だね。

 J君の運転する車はとある住宅街っつーか、中層階級っぽいアパート群のど真ん中の空間に停まった。
実は、8月から求めていたのだ。うんまい中華料理を。
ならば本場の共産支那に行くべきか?無論、否だ。
あんな処で美味しいと言われる店は多分美味しい。
大人口の中で評判を取る店はソレナリのテクニックとか持っていないと評判にはならんでしょうな。
逆に、新鮮食材が得やすい場所は、料理のテクニックが無くても美味いものは美味い。
しか~し、共産支那で安全食材で食せるのか?と問われれば・・・全く自信はない。
その点、食材や調理場にも衛生上厳しいシンガポールならばどうであろうか。
安全食材+競争を勝ち抜いたテクニックのコラボが生まれるのではなかろうか。
で、食しましたよ。この屋台。既に地元の方々っで大行列ができている。
Two Chefs Eating Place





表面はバリバリに焼かれた骨抜きスペアリブ。これに振り掛けられているのはコンデンスミルク主体の調味料・・・。
私の舌と胃袋に新しい歴史が刻み込まれたぁぁぁ。

 ああ~も~満腹。野郎の胃袋はシンプルに出来ている。だが、女性の方は違うらしい。
デザートは別腹なんですと。
A嬢・N嬢・私を積んだJ君の車はオーチャード商店街を抜け、リトルインディアのネオンネオン通りを抜ける。
目的のお店は、二人が隣りにあるシンガポール名物バクテーの美味い店を探していて偶然見つけたんだって。
着いた店でJ君とA嬢が注文をアレンジしてくれている。
お店の中は満席で人熱れを避けた私は二人に任せて屋外で一服よ。
気付けばNスケ嬢はジェラートを一人注文してシャブッていやがる。腹の何処に収まるんやろ。
で、出て来たのが、マレーシア郷土食。ナシ・レマックと此の地域一帯ではお馴染みのミー・アヤムやん。
4人なのに、コーヒー4つは判る。エクストラでNスケ嬢がジェラートを摂取中なのは判る。
しかし何で大の大人が4人で一皿づつなん?
皆で回して食べて理解した。見た目と全く違うデザートやった。

ナシ・レマックはココナッツベースのケーキやん。

ミー・アヤムは柚子風味のゼリーやった。
アジア圏で競争力No.1と言われるシンガポールやねぇ。
このノリならば見た目がドリアンで実際は柑橘系ゼリーとか逝けるんじゃね。
残念ながら後一月で閉店の予定なんだってよ。

続け。

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